転職・独立のススメ

【例文あり】就活でも転職でも使える志望動機の書き方マニュアル完全版!

2023年6月6日

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待遇や給与に惹かれてるから、志望動機が書きづらい...

今までにこんな経験はありませんでしたか?

もしくは、下記のような理由で志望動機に悩むこともあるかも知れません。

  • 「企業理念に共感した」だと、ありきたりな気がする
  • 「それ同業他社でもいいよね」を突破できない

志望動機は、転職活動では必須項目です。

インパクトを残せばいいというわけでもなく、埋もれるようなシンプルすぎるものは避けたい...

そんな風に思っている人も多いですよね。

僕は現在、様々な企業の採用活動サポートをしています。

日ごろから人事の方や経営者と採用について話す機会が多いので、『企業目線でどんな志望動機が評価されやすいか』の視点で話していこうと思います。

自己紹介

アジ

  • 1996年生まれ 愛知県在住
  • アパレル店員→採用コンサルタントへ転職
  • 2022年7月 採用コンサルタントとして独立
  • 転職希望者の相談実績:100名以上
  • 企業の採用サポート実績:30社以上

今回は、志望動機を作るポイントを2つに絞って解説していきます。

ポイント

  • 自分の特徴(強み)と紐づける
  • 論理的にぶっちゃける
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自分の特徴(強み)と紐づける

志望動機を作る際、企業の情報だけで考えていませんか?

確かに、企業理念や仕事内容の話ばかりになっているかも...

企業を志望する理由=志望理由なので、もちろんNGではないのですが、それだけでは少し薄っぺらく感じてしまうのも事実です。

では、どうすれば説得力のある志望動機が作れるのか。

その方法こそ『自分の特徴(強み)と紐づける』です。

具体的にどういうことなのか?

下記の例を比較してみてください。

NGな例

「御社を志望した理由は、〇〇な社風に惹かれたからです。」

  • 具体性がない
  • 調べてきた感が出る

良い例

「御社を志望した理由は、私の△△な部分を、御社の〇〇な社風であれば最大限活かせると感じたからです。」

  • 入社後の活躍がイメージできる
  • 自分の言葉で話しているように感じる

良い例の方が、説得力があるように感じませんか?

企業が志望動機を聞くのは、あなたが働く上で何を大事にしているかを知るためです。

それが、企業の方向性や考え方とどれだけ一致しているかを知りたいんです。

なので、志望動機を作る際には、

「私はこんな考え方してますよ」

「だから御社の〇〇な考え方とも、合ってますよ」

というところまで、こちらから伝えることが重要になります。

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論理的にぶっちゃける

もう1つのポイントは『論理的にぶっちゃける』です。

正直、意味わかりません...

こう聞くだけでは、イメージが沸きづらいですよね。

まずここで言いたいことを要約すると、色々考えるより正直が一番ということです。

でもそれって具体的にどういうことなんだろう。

これから順番に解説していきます。

まず大前提として、社風や企業理念に惹かれて志望することって少ないですよね。

多くの場合は、給与や通勤時間、残業の少なさなどが志望理由になっているのではないでしょうか。

実はそれって、日々書類選考や面接を行っている人事はお見通しです。

その上で、どんな理由を作ってくるのか、どんなプレゼンを持ってくるのか、という点を見ていると思ってください。

そして、企業に採用してもらうには何が大事なのかも考えてみましょう。

その答えはシンプルで、『うちに入ったら活躍してくれる、と思わせること』です。

この前提とゴールを分かっていれば、
企業のHPを隅々までチェックしたり、『志望動機 オススメ』で検索する必要はありません。

伝え方さえ間違えなければ、

「家から近いので志望しました!」

「給与がいいので志望しました!」

とぶっちゃけてしまっても、問題ないのです。

NGな例

「御社を志望した理由は、家から〇分で通勤できるからです。」

  • 企業側がメリットを感じない
  • 意欲や積極性を感じない

良い例

「私は今回の転職で、仕事に没頭できる環境に身を置きたいと思っています。」

「その点、御社は〇分で通勤できるので、日々高いパフォーマンスを維持しながら仕事に集中できると思い、志望しました。」

  • 仕事に集中してくれそう
  • 意欲や積極性を感じる

どちらも「家から近い」という同じ志望理由でしたが、感じた印象は違ったんじゃないでしょうか。

伝える内容はぶっちゃけていても、企業に対して『私を採用したらこんなに成果出すよ』と採用するメリットも一緒に提示することが重用です。

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例文

なんとなく分かってきたけど、実際作るのって難しそうだな...

ここまで読んで、「確かに理解はできた!」「けど文章にすると難しそう...」と感じている人もいるかもしれませんね。

そんな人に向けて例文を2つ作成しました。

志望動機を考えるとき、面接対策を練りたいときなどに活用いただければと思います。

例文1:特徴(強み)と紐づけるパターン

私が御社を志望した理由は、「最小限の努力で最大限の成果」という社風が、私の心がけている理念にとても近いと感じたからです。

私は、とにかく効率的に成果を出すことを第一に考えています。

時間をかけて良いものを作り上げるのも、勿論大切だと思いますが、より短期間で良いものを作り上げる方法がないかを追求し、行動し続けることが私の強みであり、理念です。

前職でも、この理念に基づいて短期間で成果を出すことに注力し、〇〇という成果を上げることができました。

御社に入社した際は、前職で培った〇〇なスキルを活かし、オンオフメリハリある働き方で最大限の成果を出せるよう、勉強と挑戦を続けていこうと思っています。

例文2:論理的にぶっちゃけるパターン

私は今回の転職で、仕事に没頭できる環境に身を置きたいと思っています。

その点、御社は〇分で通勤できるので、日々高いパフォーマンスを維持しながら仕事に集中できると思い、志望しました。

最近ではワークライフバランスを重視して働くという考え方が増えてきていますが、私も賛成です。

しかし、ただのんびりしたいからというわけではありません。

それは限られた時間を有効に活用したいからです。

私は〇歳までに△△になっていたいと思っています。

その目標を達成するために、仕事で成果も上げ続けたいと思っていますし、勉強もしていきたいと思っています。

そのためには、余計な通勤時間をなくし、より仕事に没頭できる環境で集中して働く必要があると考えており、御社の環境が私の理想にピッタリ当てはまっていたため、志望しました。

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まとめ

以上、志望動機の作り方マニュアルでした。

僕も人生で1度だけ転職をしたことがあるのですが、転職先の会社を選んだ決め手は給与と立地でした。

その際、僕は面接で志望動機を聞かれたとき、ぶっちゃけるタイプの回答をしました。

結果的に、その会社から内定をいただくことができ、転職は成功。

後から聞いたところ、その会社の採用率は2%前後だったそうです。

志望動機の内容だけで合否が決まるわけではありませんが、書類選考や面接の質問において大きな要素であることは間違いありません。

年収アップ、キャリアチェンジ、ステップアップなど様々な転職がありますが、この記事を読んでいる人の転職がうまくいくことを願っています。

また、転職活動を上手く進めるための記事を何本かピックアップしたので、よかったらこちらも覗いてもらえると嬉しいですね。

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