営業って実際どんな仕事なんだろう?
「営業は稼げる」
「営業は日々ノルマに追われる」
「営業はとにかくきつくて体力勝負」
営業のイメージを聞いたとき、こんな言葉をよく耳にしませんか?
学歴は不要な場合が多いし、給料もいいけど、そんな印象があるから転職のときに避けてしまう。
そんな人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな人に向けて、「営業に向いている人ってどんな人なのか」について話していこうと思います。
今回の記事では下記のポイントに絞って解説していきます。
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営業の種類について
営業にはいくつかの種類があり、種類ごとに特徴や求められるスキルも異なります。
営業=とにかくハードなイメージしかなかったな...
細かく分けると沢山あるのですが、大まかに分けると、営業には2×2種類、計4種類のタイプがあります。
- 企業を相手に営業する『法人営業』
- 一般の人を相手に営業する『個人営業』
- 新規の相手に営業する『新規営業』
- 既存の相手に営業する『ルート営業』
例えば、住宅展示場などで家を売る不動産営業は、一般の人に対して新規の営業を行うので、個人営業×新規営業になりますね。
ちなみに一般的にハードな印象があるのは、恐らく『新規営業』だと思います。
営業職ではそれぞれ営業手法が異なり、求められるものも変わってくるので、自分の性格に合った営業タイプを選びましょう。
その部分さえ間違えなければ、営業でもストレスなく快適に働くことは可能です。
営業職を目指す際、扱う商材や会社を調べる前に、まずは『自分にはどの営業タイプが合っているのか』の棚卸しから始めることをおススメします。
また、選んだ営業タイプ次第でお給料もある程度決まってくるという一面もあります。
「ルート営業ならこれくらい」「新規営業ならこれくらい」と相場感があるからです。
しっかり稼ぎたいなら、やはり新規営業がオススメになってきますね。
「とにかく年収を上げたいのか」「ワークライフバランスを重視したいのか」など、理想の生活から逆算するという考え方もいいかもしれません。
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【種類別】営業に向いている人とは
自分に合った営業タイプを見つけたいです!
営業職への転職を考えている人は、求人に応募する前に、まずここで自分が目指すべき営業タイプを確認しておきましょう。
営業職は求人数も圧倒的に多い職種なので、志望するタイプを絞ることで、自然と目指したい企業も見つかりやすくなります。
また、求人数が多い=需要の高い職業、スキルということでもあります。
一般的に営業経験は、転職やキャリアアップの際にも大きく評価されることが多いスキルの1つです。
それでは、ここからは先ほど上げた4つの営業タイプごとに、「どんな性格が向いているのか」について解説していきます。
低費用で確実な退職代行【退職代行ガーディアン】法人営業
法人営業に向いている人の特徴は下記の通りです。
- 大きな規模の仕事がしたい人
- 企業を相手に仕事がしたい人
- 1つの仕事に長期的に取り組みたい人
- 人前でのプレゼンテーションが得意な人
法人営業の1番の特徴は、対企業を相手に営業を行うことです。
そうすると、必然的に扱う金額も大きくなったり、契約をいただくために相手の企業の人たちの前でプレゼンを行ったりする機会もあります。
対企業なので、契約までの流れも比較的ゆっくりで、何ヶ月、何年といったスパンの仕事になるケースも珍しくありません。
『接待』という概念あるのも基本的には法人営業です。
※最近は少なくなってきているようです
自分の力次第で、プロジェクトが大きくなっていくことや、企業を相手に契約をいただくことを楽しいと感じる性格の人にはぴったりの営業タイプです。
反対に、そういったことをプレッシャーに感じたり、責任感を負いたくないと思う人には向いていない営業タイプだと思うので、別の営業タイプをおススメします。
大きな企業を相手に、自分の力で契約を取れたら嬉しいだろうな...
法人営業の商材例
- OA機器の販売
- WEB系商材
- 広告代理店
- 人材派遣、人材紹介業
など
個人営業
個人営業に向いている人の特徴は下記の通りです。
- お客さんとフレンドリーな距離で接したい人
- コミュニケーション能力に自信がある人
- お客さんの喜ぶ姿が見たい人
- メンタルが強い人
個人営業の1番の特徴は、一般の個人を相手に営業を行うことです。
商材としてはウォーターサーバーや、マンションや一戸建てなどの不動産などがあります。
実は意外と、ショッピングモールなどで見かけることも多いかもしれませんね。
法人営業とは異なり、商談のシーンもオフィスなどではなく、イベント会場や、お客さんの自宅などになるケースも多いのも特徴の1つです。
『飛び込み営業』があるのも基本的には、この個人営業です。
扱う商材も、生活を豊かにするためのものが多く、お客さんの喜ぶ顔が見られることに、やりがいを感じる人が多いようです。
ビジネスチックな話というより、雑談のような何気ない話が好きな人、喜ばれることにやりがいを感じる人などにピッタリの営業タイプですね。
反対に、企業との関わりの増やしたい人や、決まった時間オフィスで働きたい人などは、別の営業タイプをおススメします。
人の生活を豊かにしているのを実感できるのは大きな魅力ですね!
個人営業の商材例
- 不動産営業
- 保険営業
- ウォーターサーバー
- 太陽光パネル、蓄電池
など
新規営業
新規営業に向いている人の特徴は下記の通りです。
- 新しいことが好きな人
- 色んな人と関わりたい人
- 検証や分析が好きな人
- 失敗を恐れない人
新規営業の1番の特徴は、今まで取引したことのない相手に営業を行うことです。
契約までのフローのみを担当することも多いため、1人の相手と中長期的な関係性を築くというよりは、数多くの相手と次々商談をこなしていく働き方になることが多いことも特徴の1つです。
新規の取引ということで、0から関係性を構築するコミュニケーション力や柔軟な思考が必要とされ、そのようなシチュエーションを楽しみながら乗り越えられる人が活躍しています。
また、「どのような切り口だと話を聞いてもらえるか」や「〇〇な手法はうまくいった」などトライ&エラーを繰り返す営業でもあります。
泥臭いように見えますが、実は色々と考えながら働くのが新規営業です。
決められたことを淡々とこなしたい人や、保守的に働きたい人は、別の営業タイプをおススメします。
色んな学びが得られたり、思考力も鍛えられそうですね!
ルート営業
ルート営業に向いている人の特徴は下記の通りです。
- 保守的な人
- 聞き上手な人
- 課題解決が得意な人
- 長期的に関係構築をしたい人
ルート営業の1番の特徴は、既に関係構築が出来上がっている相手に営業を行うことです。
新規の営業は行わず、既に関係性のある相手に営業するので、『ルート営業は楽』と言われがちですが、そういうわけではありません。
確かに新規営業はありませんが、既存顧客との関係性を維持し、長期的にその企業とのパイプ役を担う、大切なポジションです。
特に必要とされるのは『傾聴力』で、相手の悩みに対して「では、こうして解決しませんか?」を提案する営業手法が一般的です。
押せ押せの積極的なスタイルが、分かりやすい営業のイメージかもしれませんが、どちらかというと反対のようなイメージですね。
実際、営業デビューにオススメなのはルート営業とも言われています。
未経験の人は、まずルート営業からスタートし、慣れてきたら新規営業なども経験してみるのが、一番分かりやすいステップかも知れません。
「営業に挑戦したいけど自分1人だと企業選びが心配...」という人は、営業職特化エージェントに相談するのもオススメです。
営業を始めたいけど、まだ不安の残る人はまずルート営業から始めるのがいいのかも!
まとめ
以上、『営業に向いている人とは』でした。
営業って他の職種と比べて、情報も多いし、意見も様々な職種ですよね。
ネットで調べると、「やばい」「きつい」「ブラック」などのネガティブなものもあれば、「稼げる」「学歴不問」「ノルマ無し」などポジティブな意見もあります。
何を重視して選ぶかは人それぞれですが、営業を経験したことがある僕の見解も最後に載せておきます。
ただ一つだけ言えることは『営業力はあるとかなり便利』ということです。
僕はフリーランスとして活動していますが、自分をプレゼンするときに営業力は必須です。
仕事以外でも、「営業時代に培ったコミュニケーション能力が活きているなあ」と実感することは多いですし、一般的に見て市場価値の高いスキルだとも感じます。
今転職をお考えの方で、今回の記事で、自分に合った営業タイプを見つけられた人は、営業の世界に飛び込んでみるのも悪くないかもしれません。
きちんと自分に合った営業タイプなら、失敗しないはずです。
また、転職活動を上手く進めるための記事を何本かピックアップしたので、よかったらこちらも覗いてもらえると嬉しいですね。
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