事業が軌道に乗ってきたから人材を募集したい!
だけど予算はできる限り抑えたい...
ベンチャー企業やスタートアップ企業では、なかなか採用活動に予算を割けないことも多いですよね。
成長企業の場合には、「今すぐに人を採用しないと業務が追いつかない」という状況もあるかもしれません。
今回は、そんなベンチャー企業に向けて『コストを抑えて採用を成功させる方法』を事業規模ごとのロードマップ形式でお話ししたいと思います。
僕は、今まで様々な企業の採用支援を行ってきました。(現在もですが...)
その中で、特に支援する機会が多かったのが「ベンチャー企業」です。
今回お話しするロードマップは業界、職種関係なく、ある程度汎用性の高いものになっていると思うので、ぜひ活用してみてくださいね。
今回の記事を読むと、下記のことが分かるようになります。
- 社員数~5人までの採用手法
- 社員数5~20人までの採用手法
- 社員数20人以上の採用手法
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社員数~5人までの採用手法
まずは、採用活動の初期段階である1~5人目の採用について話していきます。
結論、この段階での採用手法は求人媒体を使わず『リファラル』で採用することをおススメします。
リファラル採用とは..
紹介や推薦によって行う採用活動のことです。
今回のケースだと、自身の繋がりや人脈の中から募集をかける手法です。
この段階で募集したいメンバーは、ゆくゆく企業の中枢を担うメンバーになるはずです。
なので具体的には、採用したい人物像は下記のようなイメージになるのではないでしょうか。
募集したい人物像を考えると、求人サイトで集めることもできますが、関係値0の人よりも既に関係性のある人から探した方がミスマッチの可能性が抑えられます。
もし現時点で人脈やつながりが少ない場合は、下記のような施策がオススメです。
- 『Yenta』などのビジネスマッチングツールで気の合う人を探してみる
- 『クラウドワークス』などのアウトソーシングサービスでちょっとした業務を外注し、働きぶりの良い人をスカウトする
企業を組織化する上で、この初期メンバーを固めることはとても重要です。
入社後「思ってたのと違う」「こんなはずじゃなかった」と、早期離脱されるのは少数精鋭のベンチャー企業には大ダメージです。
なので、給与や待遇でスカウトするというよりは、ビジョンや理念での訴求を心がけましょう。
リファラル採用なので、この段階では採用コストは0円です。
ここは絶対妥協できないポイントですね!
社員数5~20人までの採用手法
初期メンバーも固まり、これから事業を組織化し、クライアントワークに取り組んでくれるメンバーを募集する段階です。
この段階では、下記のような人材を採用したいのではないでしょうか。
実はこのフェーズが一番採用が難しいんです。
「育てる環境が整ってるわけではないから、即戦力を採用したい!」という企業側の思いがある反面、「スキルがあるからこそ、わざわざ不安定な道を選ばない求職者」という構図ができやすいのです。
なのでここでとれる方向性としては2つで、「即戦力を口説き落とす」か「企業側がリソースを割いて育成する」になります。
このフェーズになると、求人媒体を使うことも視野に入ってくるので、下記のような棲み分けをして採用活動を進めるといいでしょう。
リファラル:即戦力に絞って、企業理念や熱意で口説き落とす。
求人サイト:「裁量」や「幹部候補」「ベンチャー企業」訴求で経験問わず母数を獲得する。
また、ここで使用する求人媒体はインディードや求人ボックスなど無料掲載できるものから始めることをおススメします。
インディードの無料掲載で効果を高めるコツについても記事を書いているので、よかったら見てみてください。
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【無料掲載でも大丈夫】インディードで無料で応募獲得するためのコツ
2024/8/15 indeed
インディードへの求人掲載は無料掲載とスポ ...
もしも「多少コストをかけてでも人材を確保したいんだ!」ということであれば、変に色んな求人を検討するよりインディードに課金しましょう。
インディードは『クリック課金』という課金形態で、最初にこちらで決めた金額をチャージして、求人がクリックされるたびにチャージ分から引き落とされる形式です。
こちらに10万円くらいを投入し、1ヶ月で使い切るように設定すればOKです。(有料掲載を行う場合は代理店を通すことをおススメします。)
なので、この段階での採用コストは月間0~10万円程です。
このあたりからコストや採用手法に違いが出てきますね!
社員数20人以上の採用手法
組織も順調に拡大し、社内にも育成フローなどが蓄積された頃だと思います。
このあたりになってくると、企業として「どんな人材がうちと合っているのか」が固まってきていることでしょう。
ここからは採用手法や採用ペースなど、企業ごとに違いが出てくるフェーズなのですが、一般的にはまとまったコストを投下できるようになっていると思います。
しかし大前提として、5~20人までの採用手法で上手く採用が続いているのであれば、追加の予算を投じて媒体を増やす必要はありません。
ここでは「もっと採用ペースを上げたい!」「他の媒体を追加するなら何がいいの?」といった疑問に対して回答していきます。
まず、追加すべき媒体は『欲しい職種・人物像に特化した媒体』です。
媒体例
IT/WEB:Green
ハイクラス:ビズリーチ
ベンチャーマインド/Wワーカー:Wantedly(ウォンテッドリー)
有料媒体に掲載するメリットは、応募効果を高めることが1番ですが、もう1つの側面があります。
それは『企業としての箔がつくこと』です。
メジャーな有料媒体への掲載は、基本的に多額の費用が掛かります。
それは裏返すと、それだけの費用を採用に投下できる証明でもあり、企業の信用性や認知にも繋がります。
組織として大きくなってきたタイミングで、採用だけでなく広告効果も得られると考えると、メジャーな有料媒体に投資する価値もあるのではないでしょうか。
とはいえ、あまりにも膨大なコストをかける必要もありません。
コストとしては月間10~30万円程がバランス的にも良いのではないでしょうか。
求人広告が企業イメージに繋がっているなんて、新しい発見でした!
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まとめ
以上、ベンチャー企業向け採用成功ロードマップでした。
ここまで、色々と話してきましたが採用手法に正解はありません。
ただ僕がサポートしてきた経験を踏まえて、コスト的なリスクも少なく、成果も上げられた手法を今回は紹介しました。
限られた資金の中で、採用手法を検討されている企業の皆さんの手助けになればと思います。
また、企業の採用課題解決に向けた記事を他にも投稿していますので、この記事を読んでくださっている方にオススメのものをいくつか載せておくので、よかったら覗いてみてくださいね。
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なお、採用方針や採用コストでお悩みの方は『当サイトの問い合わせフォーム』や『TwitterのDM等』でも受け付けているので、お気軽にご相談下さいね。