転職・独立のススメ

「辞めるって言いにくい...」上司に上手く退職理由を伝える方法は?

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「次の転職先が決まった。」

「色んな事情で今の仕事を退職したい。」

「だけど上司に退職の意思を伝えるのが切り出しづらい...」

このような悩みってよく耳にしますよね。

僕自身、退職を2度経験していますが、退職の意思を上司に伝えるのはかなり勇気がいりました。

「急な報告で迷惑をかけるんじゃないか...」

「退職の意思を伝えた後の関係性がぎくしゃくするかも...」

「そもそも退職したい理由って正直に言っていいのかな?」

上司や会社との関係が良好だったとしても、こんな風に色々考えてしまいますよね。

また、お世話になった会社であればあるほど、できる限り円満に退社したいもの。

退職意思の伝え方も普段の仕事以上にシビアになりがちです。

この記事では、そんな『退職したいけど伝え方が分からない』『円満に退職するための退職願とは?』という疑問や悩みを抱える方に向けて、上司に上手く退職理由を伝える方法について話したいと思います。

今日話す内容は以下の通りです。

この記事の内容

  • 退職を切り出しにくい理由
  • 退職の意思を伝える時期・タイミング
  • 円満退職するための退職理由の伝え方
  • どうしても退職を言い出せないとき

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退職を切り出しにくい理由

退職意思を切り出しにくい理由には、いくつかの代表的な理由があります。

恐らく下記の内どれかに該当する人が多いのではないでしょうか?

退職を切り出しにくい理由

  • 会社や同僚に迷惑をかけるから
  • 留まるよう説得される気がするから
  • 理由を根掘り葉掘り聞かれるのが嫌だから
  • 退職意思を伝えた後の上司や同僚との関係性が心配だから
  • 退職意思を伝えた後の会社からの扱われ方が変わるかもしれないから

主な理由としては『気まずい・迷惑をかける』といった罪悪感からくる言い出しにくさを感じる方が多い一方で、辞めることを伝えた後の会社での居場所や立ち位置が変わることを心配する方も同様に多いようです。

退職を切り出しにくい人が多い原因は、『退職=ネガティブな行動』という印象が強くついてしまっているからだと言えます。

実際、退職する人の多くは現職に対して何かしらの不満を抱いていることが多いため、『退職の意思を伝えること=今の会社では不満だということを伝えること』という風に自分自身で変換してしまい、言い出しにくくなっている可能性が高いと考えられます。

退職の意思を伝える時期・タイミング

退職意思を伝えるタイミングって意外と難しいですよね。

「次の転職先が決まったとき?」

「〇月には辞めたいって決めたとき?」

「それとも辞めたくなったその瞬間?」

人によって伝えるタイミングは様々だと思います。

ですが、円満退社、そしてスムーズに次の仕事へ転職したいなら、『転職先が決まった後、かつ退職したい1~2ヶ月前』に退職意思を伝えるのがおすすめです。

まず、転職先が決まっていない状態で退職するのはとてもリスクが高い選択です。

想定通り転職活動が進むかは不透明で、想定よりも難航し離職期間が延びてしまう可能性もあります。

※元々退職後一定期間休む予定であればこの限りではありません。

なので、退職の意思を伝える前にまずは転職活動を始め、内定を獲得しておくことが大切です。

「在職中に日々の仕事と並行して転職活動を進めるのが大変...」という方は、企業選定や経歴書の添削などを行ってくれる『転職エージェント』を活用すると少ない負担で転職活動を進めることができるでしょう。

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そして、退職意思を伝えるタイミングでもう1つ大切なポイントは、ある程度事前に伝えるということです。

前述しましたが、具体的な目安としては『退職希望日の1~2ヶ月前』が適切でしょう。

従業員が退職するというのは、会社にとっては大きな損失であり、それに伴って引継ぎや社内体制の整備など色んな準備が必要になります。

それらの準備期間を考えると、会社目線では1~2ヶ月前に退職意思を伝えてくれると余裕を持って準備を行うことができるでしょう。

ただ民法的には、『退職意思は2週間前に予告すれば良い』と定められています。

そのため、退職までに1~2ヶ月も待てないという方は2週間で退職することも可能です。

これは民法が定めるルールなので、就業規則が『退職は1ヵ月前までに知らせること』としていても、民法が優先されます。

円満退職するための退職理由の伝え方

ここからが今日の本題です!

今の職場、せっかくなら円満に退職したいですよね。

ここからは、『円満に退職するための退職理由の伝え方』について話していきたいと思います。

押さえるべきポイントは以下の通りです。

ポイント

  • 「大切な話がしたいので...」と事前に伝える
  • 退職まである程度前もって伝える
  • ネガティブな表現は使わない
  • 転職先の情報は話さない
  • 必ず直接口頭で話す

1.「大切な話がしたいので...」と事前に伝える

退職の意思が固まったら、まずは直属の上司に「大切な話があるので近々お時間を作っていただけませんか?」と打診しましょう。

この打診は直接口頭でも、チャットやメールでも構いません。

むしろチャットやメールの方が言い出しやすいかもしれませんね。

こう切り出すことで、上司側も「もしかして退職の報告かな?」と気持ちの準備ができますし、こちら側もいきなり退職の意思を伝えるよりはハードルが下がりますよね。

また、「時間を作ってもらったからには言わないと!」と覚悟を決めることもできます。

2.退職まである程度前もって伝える

前項でも話しましたが、退職の1~2ヵ月前には上司に退職の意思を伝えるようにしましょう。

円満退社するには、会社側もあなたを快く送り出せる状態でなければいけません。

そのためには双方納得できるスケジュールで退職までの道のりを考える必要があり、ある程度事前に退職の意思を伝えることは必須条件と言えるでしょう。

3.ネガティブな表現は使わない

たとえ退職理由が現職への不満だったとしても、上司へ退職理由を伝えるときにそのままネガティブな理由を話すのはNGです。

「ここが嫌だった」「もっとこうだったら良かった」というような理由は話さないようにしましょう。

退職理由は必ずポジティブに伝えること。

仮にどうしてもネガティブな内容になってしまう場合は、『自分に責任がある』というスタンスを見せることが大切です。

例えば、『会社のスタイル的に家庭との両立が難しい』というのが退職理由であれば、「会社の制度が整っていない!」ではなくて「自分の今の生活スタイルではこのまま働き続けるのが難しいと感じました。」という風に変換しましょう。

また、ポジティブな退職理由の例としては以下のようなものが代表的です。

ポジティブな退職理由例

  • 結婚や出産
  • 昔からの夢を追いかけたい
  • 他に目指したいもの、やりたいことが見つかった

4.転職先の情報は話さない

退職の意思を伝えると、「次は何をするの?」「転職先は決まってるの?」という質問を必ずセットで聞かれることでしょう。

このとき、転職先が決まっていたとしても話さないようにしましょう。

もしも質問されたとしたら、「まだ転職先は決まっていません。」と話すか、業界や職種くらいまででぼかして伝えるのが良いでしょう。

社名まで伝えてしまうと、現職の社員と転職先の会社に繋がりがあったとき、退職の腹いせにありもしない悪評を伝えられてしまうことも0ではありません。(良くないことですが...)

また、転職後の給与や生活圏といったプライバシーな情報が漏れてしまう可能性も考えられます。

5.必ず直接口頭で話す

「口頭で伝えるのが当たり前でしょ?」と感じる人が多いかもしれませんが、意外と退職の連絡をメールやLINEで行う人も多いんです。(特に20代など若年層において)

当然ですが、これはNGです。

時間をかけて文章にすることで内容の精度が高まったり、言いたいことがまとめやすいなどのメリットがあるかもしれません。

ですが、テキストで送られてくる上司(会社)側の気持ちを考えてみて下さい。

シビアな話題であり、きちんと気持ちを伝えなければいけないシーンだからこそ、口頭できちんと伝えることが大切です。

どうしても退職を言い出せないとき

ここまで退職意思の伝え方について話してきました。

ですが中にはどうしても自分の口から退職の意思を伝えるのが難しい方もいることでしょう。

そんなときは『退職代行サービス』を利用するのも1つの手です。

退職代行と聞くと『ありえない』『会社側に失礼』などネガティブな印象を抱くかもしれませんが、実際のところ退職者の5人に1人は退職代行を利用して退職しています。

※退職代行サービスについて詳しく書いている記事はこちら

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【退職代行を利用するなら...】退職前日までにやっておくことや準備を一挙紹介!

オススメの退職代行サービスは...

退職代行サービスはここ数年でかなり増えており、どの業者がいいのか分かりにくい状況になっています。

そこで僕がオススメするのは東京都労働委員会認証の合同労働組合【退職代行ガーディアン】 です。

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安価かつ確実を強みとしているサービスだからこそ、20代30代の若年層から強い支持を得ているサービスです。

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まとめ

以上、「辞めるって言いにくい…」上司に上手く退職理由を伝える方法は?でした。

『退職したいけどそれを言い出せずズルズルと続けている...』という人は案外沢山います。

ですが、そうしている間に最適な転職のタイミングを逃したり、市場価値を高めるチャンスを逃していたりするんですよね。

このサイトでは何度も話していますが、『転職は思い立ったが吉日』です。

「気まずい」「言い出しにくい」気持ちは分かりますが、それをグッとこらえて「退職します。」と話しましょう。

それだけで新たな一歩を踏み出すことができ、自分自身のキャリアを成長させることにも繋がります◎

このサイトでは、この記事以外にも仕事や転職活動の成功をサポートする記事を掲載しています。

オススメの記事をいくつか載せておくので、よかったら覗いてみて下さいね。

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なお、転職活動や仕事探しでお悩みの方は『当サイトの問い合わせフォーム』でも受け付けているので、お気軽にご相談下さい◎

この記事を書いたのは...

アジ

  • 1996年生まれ 愛知県在住
  • アパレル店員→採用コンサルタントへ転職
  • 2022年7月 採用コンサルタントとして独立
  • 転職希望者の相談実績:100名以上
  • 企業の採用サポート実績:30社以上

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