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【田舎の求人がヤバすぎる】地方での転職活動成功のコツを解説します!

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『今の会社を辞めて転職したい!』

『だけどどの求人サイトを見てもひどい求人しかない...』

このような転職の悩みを抱える地方在住の方は多いのではないでしょうか?

僕自身、出身は地方ですが現在は都市部で仕事をしており、仕事柄全国の求人情報を目にしますが都市部と地方で仕事の量も質も差があると感じます。

今回の記事では地方で転職活動を行う方に向けて、『地方の求人がひどいと言われる理由と背景』『地方で転職活動を成功させるためのコツ』について話していきたいと思います。

今回話す内容は以下の通りです。

この記事の内容

  • 田舎と都会の求人の違い
  • 田舎の求人がヤバいと言われる理由
  • 田舎で転職する際のポイント

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田舎と都会の求人の違い

田舎の求人と都会の求人にはいくつもの違いがあります。

特に大きな要素として挙げられるのは下記のポイントでしょう。

1つ1つ解説していきます。

都会と田舎の求人の違い

  • 求人数
  • 仕事内容
  • 企業規模
  • 給与

1.求人数

転職活動における都会と田舎の最も大きな差は『求人数』です。

田舎と比べると都会の方が企業数が多く、その分働き口も多くあります。

実際に『営業×正社員』という検索条件で47都道府県で人口最下位の鳥取県と1位の東京都を比較すると下記のような差がありました。(参照:indeed)

まずは東京都×営業×正社員。

それから鳥取県×営業×正社員。

鳥取県が約1000件に対して、東京都では同条件で約112000件ヒットしており、単純計算だと112倍の差があります。

業種によって差は異なるでしょうし、一概に求人数が112倍であると判断することはできませんが、田舎と都会で求人数に大きな差があることは間違いないと言えるでしょう。

また県内においても、都市部と郊外で大きく差がある地方もあります。

京都府や兵庫県、宮城県などはこれに該当するでしょう。

2.仕事内容

地域によって名産品や特産物が異なるように、田舎では業種や職種にも偏りが起こりがちです。

例えば、都会はIT化が進みクリエイティブな職種が増える中、田舎ではそういった事業会社は少なく、身体を動かす仕事や昔ながらの商材を扱う営業会社が多かったりします。

業種や職種によっては、むしろ田舎の方が多い仕事もありますが、今どきな仕事や最先端の仕事については都会の方が多いと言えるでしょう。

田舎の方が多い求人の例

  • 製造業
  • 運送業
  • 農業や漁業などの第一次産業
  • スーパー、ドラッグストアの販売員 

3.企業規模

基本的に大企業は本社や支社を都会に構えます。

そのため田舎で転職活動を行おうとすると地元の中小企業が多く、大手企業に入ろうと思うと大手自動車メーカーの製造工場のような現場作業系の仕事であることが多くなります。

また、田舎ではスタートアップ、ベンチャーといった新しい企業の台頭も少なく、創業から長年地域に根差した企業が多いのも特徴です。

4.給与

同じ業界、職種だとしても都会と田舎では給与水準が異なっており、基本的に都会が高く、田舎が低い傾向にあります。

これにはいくつもの理由が考えられますが、大きな理由としては『都会の方が物価が高いため』『都会の方が競合他社が多く求職者が競合他社に流れてるのを防ぐため』であると考えられます。

実際にここ数年で全国の最低賃金が引き上げられていますが、全国最下位の秋田県で951円、1位の東京都で1163円と200円以上の差があります。(参照:厚生労働省)

田舎の求人がヤバいと言われる理由

「田舎の求人がヤバい・ひどい」と言われるのには、いくつかの理由があります。

先ほど話した『都会と田舎の求人の違い』からも繋がる部分はあるのですが、主な理由は以下になります。

田舎の求人がヤバい理由

  • 求人の選択肢が少ない
  • 給与や待遇が悪い
  • 釣り求人がある

1.求人の選択肢が少ない

まず根本的な部分でよく言われるのが『求人が全然ない』です。

特にIT業界の求人は少なく、あったとしてもかなりの高倍率であるケースが多いですね。

業界や職種、待遇から希望に合う企業を探すと数社しか残らず、高倍率であるため内定までも狭き門。

不採用だった際には希望に合う企業がなくなり、どこか妥協した転職になってしまう...なんてことも少なくありません。

もちろん都会でも同様の事態が起こる可能性はありますが、企業数が多いため希望に合う企業も多く、よほど有名企業でもなければ倍率もそれほど高くはならないでしょう。

『応募したいと思える魅力的な求人が少ない』

『応募したいと思った求人は倍率が高く内定が困難』

『そこでもし不採用だったら消去法で転職先を探さなければいけない』

という転職活動の悪循環が起こっていることも「田舎の求人はヤバい」と言われている1つの要因でしょう。

2.給与や待遇が悪い

「田舎はいい求人が少ない」とよく耳にしますが、いい求人とは何かを紐解いていくと『給与や待遇が良い求人』と言えるでしょう。

確かに田舎と都会では、都会の方が給与や待遇の優れた求人が多い傾向にあります。

これは前章で話しましたが、『田舎と都会での物価の違い』『求職者が競合他社へ流れるのを防ぐため』という2つの理由が主に挙げられます。

また、よくニュースやSNSで見かける世代ごとの平均年収などは都会も田舎も全て含めた平均になっていることが多いため、田舎で働く人から見ると「世の中の平均年収って自分よりもこんなに高いんだ...」という劣等感を抱きやすいでしょう。

3.釣り求人がある

釣り求人とは、ありもしない架空の求人を掲載し、応募者に対して異なる仕事を案内する悪質な求人です。

こうした釣り求人は都会や田舎問わず存在しますが、田舎の方が多い傾向にあります。

釣り求人には、相場よりも高待遇な内容が掲載されていることが多いです。

そのため特に待遇の良い求人が少ない田舎では釣り求人が魅力的に見えてしまい、応募してみると実態は異なる求人を案内されるというケースが多くあります。

応募前の段階で釣り求人かどうかを確実に見極めるのは難しいですが、下記のポイントに注意して判断すると良いでしょう。

釣り求人の見極めポイント

  • 給与が相場より高すぎないか
  • 仕事内容が曖昧に表記されていないか
  • 会社情報を調べて悪い口コミがないか
  • 同じ求人を沢山掲載していないか

田舎で転職する際のポイント

ここからが今日の本題です!

都会と比べて田舎の方が求人数が少なく待遇も劣っている求人が多い現状ですが、田舎で転職活動を成功させることは不可能ではありません。

これから話すポイントを押さえることで転職活動成功への近道になることでしょう。

1.経験や知識を活かせる業界や職種へ転職する

高待遇の仕事へキャリアアップするには、全くの未経験業種・職種に転職するよりも経験や知識のある業種・職種に転職する方がおすすめです。

特に田舎の高待遇求人は倍率が高いため、同業他社からの転職者つまり経験者の応募も相次ぎます。

それらの応募者との比較で打ち勝つには未経験では難しいというのが事実です。

自身がこれまでに培った経験や知識を活かせる仕事でステップアップを狙うこと。

もし完全未経験の仕事に挑戦したいのであれば、最初は下積みとして多少待遇が下がるのは受け入れる必要があると言えるかもしれません。

2.リモートワークの求人を探す

コロナ渦以降リモートワークを導入する企業も増えており、IT業界を中心に全国どこにいても働ける環境が整ってきています。

特に大手企業と設立間もないベンチャー企業でこの傾向は強くなってきていますね。

また、最近では正社員ではなく『業務委託』という働き方を選ぶ人も増えてきました。

正社員のような社会保険や安定感は無いものの、その分同じ業務内容でも給与が高く働き方や働く場所も自由が効きやすいという特徴があります。

※業務委託(フリーランス)の仕事は一般的な求人サイトにもありますが、安定して仕事を獲得するためのノウハウをまとめた記事も書いているのでよかったら参考にしてみてください。

【関連記事】

【案件はこうやって獲得する!】フリーランス・独立したての営業方法はこの3つ!

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3.転職エージェントを活用する

田舎の高待遇求人は高倍率であることが多く、採用をもらうのは狭き門です。

ですが転職エージェントを活用し転職活動におけるあらゆるサポートを受けることで、希望の企業への内定率をUPさせることが可能です。

主に転職エージェントが行ってくれるサポートは以下の通りです。

転職エージェントのサポート内容

  • 履歴書、職務経歴書などの添削
  • 希望に合う企業のピックアップ
  • 面接対策
  • 企業とのやりとりの窓口対応
  • 企業との条件交渉(年収など)

また、転職エージェントの大きなメリットはもう1つあります。

それは非公開求人を持っていることです。

非公開求人とは、言葉の通り、一般に公開されていない求人情報のことを指します。

これらの求人は、インターネット上の求人ボードや企業のウェブサイトには掲載されず、主に転職エージェントや人材紹介会社を通じてのみ紹介されます。

一般に公開されていない非公開求人であれば倍率が高くなることも少ないですし、転職エージェントのサポートも考慮すると内定率も高まるでしょう。

まとめ

以上、【田舎の求人がヤバすぎる】地方での転職活動成功のコツを解説します!でした。

僕自身、出身は三重県で現在は愛知県名古屋市で仕事をしている『元田舎民』です。

名古屋で仕事をしていたときに1度転職をしていますが、転職活動の際に三重の求人と名古屋の求人を見比べて企業数や待遇に大きな差があったことを今でも覚えています。

ですが、年々地方の求人でも高待遇な求人が増えている傾向はあります。

リモート化が進んでいることや、最低賃金の上昇などは地方の求職者にとってメリットとなっていますし、都市部の優秀な人材の取り合いから脱却したい企業は地方の優秀な人材に目を向けています。

確かにまだ地方での転職活動は都市部の転職活動と比べて大変な要素は多いかもしれませんが、今回の記事が地方での転職活動のヒントになれば嬉しいですね。

このサイトでは、この記事以外にも仕事や転職活動の成功をサポートする記事を掲載しています。

オススメの記事をいくつか載せておくので、よかったら覗いてみて下さいね。

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なお、転職活動や仕事探しでお悩みの方は『当サイトの問い合わせフォーム』でも受け付けているので、お気軽にご相談下さい◎

この記事を書いたのは...

アジ

  • 1996年生まれ 愛知県在住
  • アパレル店員→採用コンサルタントへ転職
  • 2022年7月 採用コンサルタントとして独立
  • 転職希望者の相談実績:100名以上
  • 企業の採用サポート実績:30社以上

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