「今の仕事を辞めて転職したいけど年齢的に厳しいかな...」
「何歳までなら転職しやすいんだろう?」
僕の周りでもこのような悩みや疑問をよく聞きます。
転職活動において『25歳の壁』『30歳の壁』といった『〇〇歳の壁』と呼ばれる年齢によるボーダーラインの存在がささやかれているのも事実です。
ではこのような『〇〇歳の壁』というのは転職市場に本当に存在するのでしょうか?
今回の記事では、そんな年齢による転職難易度の変化について話していきたいと思います。
今回話す内容は以下の通りです。
この記事の内容
- 年齢によって転職難易度は変わる?
- 転職における『25歳の壁』
- 転職における『30歳の壁』
- 転職における『35歳の壁』
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年齢によって転職難易度は変わる?
一般的に、転職の難易度は20代後半を過ぎると段々と高くなっていきます。
ただし、専門知識や熟練度が重要視される職業についてはこの限りではありません。
企業が20代後半の人材を求める理由としては以下が挙げられるでしょう。
20代後半の市場価値が高い主な理由
- 中長期的なキャリア形成が見込める
- 思考が凝り固まっておらず柔軟性がある
- 社会人経験があり即戦力としての活躍が期待できる
- 社会人としての実績が表れ始めるため能力が測りやすい
まとめると『社会人としてある程度経験と実績があり、管理職とプレイヤーどちらの動きも期待でき、長く働いてくれそうだから』と言えそうですね。
前述しましたが、士業など専門資格や熟練度が重要視される職業についてはこの限りではありません。
そういった職業の場合、20代後半ではまだまだ半人前とされるケースも多く、30代後半~40代前半が最も市場価値が高まる可能性もあります。
転職における『25歳の壁』
『25歳の壁』は実際のところほとんど存在しないと言っても良いでしょう。
25歳以下じゃないと応募できない、採用されないというのは企業目線に立ったときにメリットがあまりにも少ないためです。
一方で、『25歳以上の人のみ』を選考対象としている企業は一部存在します。
前述した『20代後半の市場価値が高い理由』を基準に考えると、20代前半では経験や能力が足らない、もしくは測れないためです。
選考対象を25歳以上としている企業は中途採用で即戦力を求めており、未経験者を育成するという方針を取っていない可能性が高いでしょう。
ただ、選考対象を25歳以上としている企業は多くありません。
一般的には20代前半でもほとんどの企業に問題なく応募できるでしょうし、重宝される年齢だと言えるでしょう。
25歳以下の転職は経験の浅さや能力、実績が懸念される可能性があるため、スキルの高さをアピールするのではなく将来性や素直さ、積極性をアピールすることが大切です。
つまり『25歳の壁』とは、25歳以下じゃないと転職難易度が上がるというものではなく、25歳以上じゃないと転職できない企業もある。という認識を持つと良いかもしれませんね。
転職における『30歳の壁』
『30歳の壁』は実際の多くの企業が基準にしている判断軸の1つと言っても過言ではありません。
中途採用において、業界や職種の未経験者採用は30歳以下を基準にしている企業は多いでしょう。
転職は大きく2種類に分けることができます。
それは「異業種への転職」と「同業種への転職」です。
同業種への転職は、これまでのスキルや経験を活かし入社後は即戦力としての活躍が期待されます。
一方で異業種への転職は、これまでのスキルや経験の一部は活かせるものの、大部分は1から学びながらスキルを身に着けていく『育成前提の採用』であることがほとんどです。
育成前提の未経験採用では、企業は柔軟性と吸収力のある若手を優先して採用します。
また未経験採用の場合、末端プレイヤーとしての採用であることがほとんどです。
すると上司の方が年下という体制に繋がりやすく、組織として指揮しづらいという弊害が起こる可能性もあります。
そのようなデメリットも考慮し「未経験者の採用は30歳以下」とする企業も多いのが現状です。
つまり『30歳の壁』とは異業種、未経験職種への転職が可能なボーダーラインであり、30歳以上になると未経験職種への転職難易度は跳ね上がると考えられるでしょう。
転職における『35歳の壁』
『35歳の壁』は一部の職業を除いて、全般の職種において35歳以降転職が難しくなることを指します。
一部の職業とは前述している専門的な経験や資格を有する職業ですね。
35歳というのはキャリアの方向性を固める時期です。
「脱サラしてラーメン屋を始める!」みたいな急な方向転換は例外として、基本的には35歳時点で経験している業界、職種でその先のキャリアを積んでいく人がほとんどでしょう。
また35歳以上になると、長年の社会人経験を通して仕事に対して自分のやり方やこだわりが確立している人が多くなります。
対応力や柔軟性も20代と比べると劣り始めるため、企業からすると「新しい環境に馴染めるのか?」という懸念も湧いてしまうでしょう。
基本的に35歳以上で転職する人の内キャリアアップが望めるのは、ヘッドハンティングのように市場から求められ転職する人がほとんどです。
年齢的にも管理職やマネージャーとして採用されることも多いため、求められる実績や経験のレベルは高くなります。
つまり『35歳の壁』とは、一部の職種やハイキャリアでの転職を除いて、これ以上年齢を重ねるとキャリアアップを図る転職は難しくなるボーダーラインであると考えられるでしょう。
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まとめ
以上、『転職は何歳から厳しい?』25歳、30歳、35歳の壁は本当に存在するのか解説します!でした!
転職活動において年齢はかなり重要な要素です。
実際に採用支援として企業の人事や代表と話すことが多い僕ですが、採用したい人物像の話では必ず年齢の話題が挙がります。
ですが、意外と求職者や転職志望者は年齢の重要性を理解していないことも多いんですね。
「あと数年したら転職しようかと...」
「転職はもう少し経験を積んでから...」
これだと遅いことがあるんです。
確かにスキルや能力も市場価値を判断する上で大切な要素です。
ですが、それと同じくらい年齢も重要視するべき要素だということが伝われば嬉しいです◎
このサイトでは、この記事以外にも仕事や転職活動の成功をサポートする記事を掲載しています。
オススメの記事をいくつか載せておくので、よかったら覗いてみて下さいね。
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