ベンチャー企業に転職してみたい...
だけど実際ってどうなんだろう?
ここ数年でよく耳にするようになった『ベンチャー企業』
「自分らしく働ける」
「実力主義でどんどん昇進も可能」
「自分の力で会社を大きくしていける」
など、大きな企業と比べると自由な印象を受ける人も多いんじゃないでしょうか。
一方で、業務量の多さや不安定さなどのネガティブな面を取り上げられていることも多いため、転職を決断しきれない人もいるかもしれませんね。
今回はそんなベンチャー企業への転職を考えているけど踏み出せない人に向けて、大手アパレル企業からベンチャー企業へ転職した僕が、『ベンチャー企業のメリット・デメリット』を紹介します。
僕は、比較的大きな企業からベンチャー企業へ転職しましたが、転職の際『ベンチャー企業』という要素は何も考えていませんでした。
やりたいことや待遇、勤務地などから選んだ企業が結果的にベンチャー企業だった、という形でしたね。
結論から言うと、僕はベンチャー企業へ転職したことは後悔していません。
ただ、人によっては一長一短あるのがベンチャー企業だと思うので、この記事を通して「自分にはベンチャー企業が合っているのか」を判断してもらえればと思います。
また、企業選びの前に「本当に今が転職を考えるタイミング?」と悩んでいる人は、こちらの記事も読んでもらえると何かヒントが見つかるかも知れません。
よかったら覗いてみてくださいね。
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ベンチャー企業とは
そもそもベンチャー企業って...?
明確な定義とかはあるのかな?
ベンチャー企業の定義とは、
新しい技術やアイデアを使って、消費者や他の事業者にサービスを提供したり商品を販売したりする設立から5年以内の企業のことです。
(異なる定義を提唱している場合もあります)
なので、正式には革新的な自社サービスを提供している企業が該当するのですが、最近ではそれも変わってきています。
ただ単に設立数年の企業(スタートアップ企業)や、中小、零細企業でベンチャー企業と謳っているところも増えましたね。
これは単にベンチャー企業のイメージが先走っていたり、定義を誤解しているケースがほとんどだと思います。
また、今は誰もが知っている大企業でも、数年前はベンチャー企業だったという会社もあります。
有名な例を出すと、サイバーエージェントやメルカリ、ZOZOなどがこれにあたります。
一般的な企業と比べると、社風や働き方が独特なところも多く、安定を目指すのではなく新しい視点を持って活躍している企業が多いのが特徴ですね。
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ベンチャー企業のメリット
ベンチャー企業の魅力って何だろう?
ここからは、僕が実際にベンチャー企業で働いて感じた『ベンチャー企業のメリット』について話していきます。
ちなみに僕が入社したベンチャー企業は、設立2期目で社員数は15人前後。
業績も好調で、毎月1~2人くらい中途採用の正社員が入社するような環境でした。
もちろん会社によって違いはあると思いますが、1つの例として参考にしてみてくださいね。
会社や上司へ連絡不要!【退職代行ガーディアン】1.臨機応変、柔軟な働き方ができる
ベンチャー企業は設立して間もないことが多いので、まだ社内にあらゆる実績やデータが蓄積されていません。
なので、問題に直面したときや何か施策を考えるときなど、過去の実例に基づいた解決方法が少なく、現場の判断で柔軟に対応を求められることがあります。
常に新しいことを考え続けて、行動し続ける。
そうすることで自分自身で考える力も身につきますし、咄嗟の対応力も磨かれます。
『裁量を持って働ける』というよく聞くベンチャー企業のイメージも、これに通ずるところですね。
僕は、「ただ決められたことをやる」というのが肌に合っていなかったので、この「自分で考えて自分で行動する」という前提で働くのが楽しかったですし、やりがいもありましたね。
2.若い人が多く、勢いがある
ベンチャー企業の多くは、一般的な企業と比べて平均年齢が低い傾向があります。
実際、いくつもののベンチャー企業と仕事をする機会がありましたが、40代以上の社員がいる企業は少なかった印象です。
代表を含め、社員のほとんどが20代~30代を中心に構成されているケースが多いですね。
若い年代が多いということもあってか、ベンチャー企業の社風として『年功序列一切無し』という企業が多いのも特徴です。
それに加えて、設立間もない段階なので、管理職のポジションが空いていることも多々あります。
なので社歴関係なく、能力や実績次第でドンドン昇進・昇給を狙えるのもベンチャー企業の魅力です。
3.給与や待遇が良い
一見、大手企業の方が給与や待遇は優れていそうですが、実際は反対というケースも多々あります。
WEB系商材を主に扱うことで利益率が高かったり、大手企業のような安定感がない分、そういった企業に太刀打ちできるよう給与を高く設定している企業も多いんです。(インセンティブ制度を取り入れている企業も有)
前のポイントでも上げましたが、社歴や年齢に関係なくキャリアアップも狙えるため、昇給ペースも早かったりします。
休暇制度や福利厚生でも、ユニークなものを取り入れていることもあったり、働く環境は大手企業にも引けをとらないベンチャー企業も増えてきていますね。
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ベンチャー企業のデメリット
いいところは分かったけど、
反対に気を付けるところは...?
ここまでベンチャー企業のいいところをメインに話してきましたが、もちろんいいところばかりではありません。
大企業、一般企業にはないベンチャー企業ならではの苦労や大変なポイントもあります。
そちらについても話していこうと思います。
1.会社に安定感がない
ベンチャー企業は設立間もなく、資金力も潤沢なわけではありません。
会社の経営というのは簡単ではなく、設立3年以内の倒産確率は52%とも言われています。
事業が常に好調に進めば良いですが、そんな確証もありません。
不安定な中で会社を存続させるためには、大幅な事業転換をしたり、新規事業を立ち上げたりと次々手を打つ必要があり、そんな不安定さも楽しみながら働ける人はベンチャー企業に向いていると思います。
2.業務量の多さ、マルチタスクを求められる
僕が大手企業からベンチャー企業へ転職して一番驚いたことは、『業務領域が曖昧なこと』でした。
しかしよく考えればそれもそのはずで、ベンチャー企業は人数も少なく、設立して間もないので役割分担そのものが手さぐりな場合もあります。
必然的に業務量は増えますし、様々な業務を同時にこなさなければいけない状況にもなります。
※僕は、この点はむしろプラスに捉えていて、様々な業務に関われたこと自身のスキルアップに繋がったと感じていますが...
なので、自分の業務領域を明確にして、割り切って働きたい人はベンチャー企業は合っていないかもしれません。
また、中途採用を積極的に行っているベンチャー企業は業績が好調な証です。
そのため入社してすぐの段階から実務がスタートしたり、様々な業務が振られることもあります。
僕も、入社後1週間が一番ハードで、膨大な業務の合間で業界や商材の勉強をしていました。
これはベンチャー企業に限らずかも知れませんが、慣れるまでは体力勝負ですね。
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まとめ
自分がベンチャー企業に向いてるのかどうかがよく分かりました!
以上、ベンチャー企業のメリット・デメリットについて解説しました。
なんだかベンチャー企業ってキラキラしたイメージがありますよね。
僕も、自分が入社するまでは同じイメージを持っていました。
ただ、実際に入社してみると反対で、「これから会社を大きくしていくぞ!」という段階だからこそ、泥臭いこともしますし、時にはがむしゃらに頑張ることも必要なんだなと学びました。
僕の個人的な結論としては、ベンチャー企業は想像ほどキラキラしてないけど、だからこそ学べることは沢山あると思っています。
今回の記事が、ベンチャー企業への転職を考えている人のちょっとした手助けになれば嬉しいです。
また、このサイトではこの記事以外にも転職活動の成功をサポートする記事を掲載しています。
これから転職活動を始める方にオススメの記事をいくつか載せておくので、よかったら覗いてみて下さいね。
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