仕事辞めたいけど言いづらい...
退職代行ってどうなんだろう...?
退職を考えている人の中には、こんな風に感じている人も多いんじゃないでしょうか?
ここ数年でよく耳にするようになった『退職代行』
とはいえ、まだまだメジャーなものではないので、「何割くらいの人が利用したことがあるんだろう」と気になっている人も多いはずです。
今回はそんな人に向けて、退職時に退職代行を利用した人の割合と退職代行のメリットや流れ、退職代行を使うことは恥ずかしいことなのかについて解説していきたいと思います。
僕は仕事柄、沢山の企業の人事と話してきました。
そんな中で、「退職代行を使われてさ~」といった話を聞くことも増えてきましたね。
実際、以前に僕が勤めていた会社でも、朝オフィスに電話があって入社2ヵ月目の新人が退職代行を使って退職するということがありました。
それだけ最近では退職代行が身近なサービスになってきているんだなと感じますよね。
この記事では下記のポイントについて話していこうと思います。
この記事の内容
- 退職代行とは
- 退職代行を使うのは恥ずかしい?
- 退職代行の流れ
- 退職代行を使う人の割合
- 退職代行を使う人の特徴
- 退職代行のメリット・デメリット
- おすすめの退職代行サービス
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退職代行とは?
そもそも退職代行ってどんなサービス?
そもそも退職代行ってどんなサービスか知っていますか?
「名前だけ聞いたことあるけど実際はよく知らない」という人も多いのではないでしょうか。
退職代行とは...
弁護士など法律の専門家や代行業者が本人に代わって、会社に退職の意思を伝えるサービスです。
退職代行を利用する理由は様々ですが、
「退職を先延ばしにされる」
「退職を自分から会社へ切り出せない」
「退職の意思を伝えると会社に居づらくなる」
などの理由で利用する人が多いようです。
また、退職代行業者には『弁護士事務所の退職代行』と『民間業者の退職代行』があります。
そもそも、法的に退職の交渉ができるのは弁護士だけなので、民間業者の退職代行が行えるのは「退職の意思を伝えることを代行する」だけです。
民間業者の退職代行はもし企業側にNoと言われれば、その先の交渉などはできません。つまり弁護士資格のない退職代行業者が交渉や話し合いなどを行うことは、違法行為となる可能性があるということです。
なので、余計なトラブルを避けるためにも退職代行の利用時には弁護士や労働組合法に基づき労働委員会に認証されている法人格を有する法適合組合が運営する退職代行を選ぶことをおすすめします。
退職代行の流れ
退職代行を利用するとどのような流れになるのか解説します。
退職代行業者を利用すると一般的に下記のように進められます。
退職代行の流れ
1.退職代行業者に連絡、相談する
2.利用料金を支払う
3.退職代行業者の担当者と打ち合わせを行う
4.打ち合わせた内容を実行する
5.経過報告
それぞれ解説します。
1.退職代行業者に連絡、相談する
まずは退職代行業者に連絡をしましょう。
すぐに依頼する退職業者に決めるのではなく数社に連絡をして自分に合った退職代行業者を見つけることが大切です。
2.利用料金を支払う
利用する退職代行業者を決めたら、料金の支払いになります。
退職代行サービスは基本的に先払いです。
本格的な打ち合わせの前に、利用料金を支払いましょう。
3.退職代行業者の担当者と打ち合わせを行う
利用料金を支払ったら本格的な打ち合わせになります。主に決める項目は下記になります。
退職代行の流れ
- 実行する日時
- 退職理由
- 退職希望日
- 会社からの貸与品の有無
- 発行を求める書類
- 返却や処分を求める私物の有無
- 有給休暇や退職金について
退職代行業者の中には、代理で退職手続きを行うだけでなく、退職の理由を説明する際に、本人役を引き受けてくれるサービスもあります。
会社に退職代行を利用していることを知られたくない場合には、こういったサービスを利用することも検討してください。
4.打ち合わせた内容を実行する
打ち合わせを行った内容をもとに担当者が会社に連絡を行います。
基本的には1度の連絡で退職が確定します。
5.経過報告
退職代行業者から会社に連絡を終えたあとは、話した内容を共有してもらい、完了になります。
退職代行を使うのは恥ずかしい?
退職代行を使うのはやっぱり恥ずかしいことなのかな...?
最初に結論から話すと、退職代行を使うことは何も恥ずかしいことではありません。
なぜなら退職というのは労働者の権利であり、退職代行を使わざるを得ない状況にしたのは企業側の責任だからです。
また、この後具体的に話しますが、退職代行を利用する人は年々右肩上がりに増えています。
今後、退職代行を使って退職することは今よりもハードルが下がるでしょうし、何よりあなたの貴重な時間を無理に今の会社に割く必要はありません。
退職という正当な権利を行使するだけですし、退職代行の利用は基本的に周りにバレることもありません。
ネットで評判を調べると「退職代行を使うのはクズ」「責任感がない」などの書き込みが出てくるかもしれませんが、きちんと退職の意思が伝えられる環境であればそもそも伝えているはずです。
当事者の状況や理由も知らずに批評する声を気にする必要はありません。
退職代行を利用する人の割合
どれくらいの人が退職代行を使ってるんだろう?
退職代行という言葉は一般的になってきましたが、実際どれくらいの人が利用しているのかは分からないですよね。
退職代行の利用を考えている人で、
「退職代行を使うことは恥ずかしいことなんじゃないか」
「退職代行を使う人なんてごく一部なんじゃないか」
と思って、1歩踏み出せないという人もいるんじゃないでしょうか?
そんな人のために、退職代行を利用したことがある人の割合について話していこうと思います。
退職代行の利用率は5人に1人とも言われており、現在の日本の年間退職者数が700万人なので、単純計算で年間140万人が利用している計算になりますね。
実際、退職代行を使った人の声として、
「友人が使っていたから」
「同僚が退職代行で辞めたから」
など、身近な人が使っているのを目の当たりにした人が同じように退職代行を使っているケースが多いようです。
また、退職代行を利用する年齢層は20代~30代前半の若年層に多く、全体の約75%を占めます。
入社1年未満~2年程度の社歴が浅い段階で利用する人が多く、社内での地位や立場がまだ出来上がっていない人が多く利用しているようです。
利用時期は新入社員が入社する4月からゴールデンウィークが明ける5月がピークになります。
退職代行のメリット
退職代行のメリットは主に下記の2つがあります。
退職代行のメリット
- 退職に対する心理的なハードルが下がる
- 慰留ハラスメントを防ぐことができる
それぞれ解説します。
退職に対する心理的なハードルが下がる
会社を退社する際、自分から会社に申し出て退職することが一般的になります。
しかし中には自分からは言い出しづらいという人もいます。
このような場合、心理的な負担は増す一方になるでしょう。
退職代行業者を利用すると、本人に代わって退職の意向を会社に伝えられるので第三者が間に入るだけでも、依頼者の心理的負担を大きく減らすことができます。
慰留ハラスメントを防ぐことができる
慰留ハラスメントとは会社を辞めたいと申し出た人に対して、行き過ぎた慰留行為を行うこと、もしくは様々なハラスメントを含んだ慰留行為を行うことです。
退職代行業者を利用することで直接のやり取りが無くなるため、慰留ハラスメントを受けることが無くなります。
退職代行のデメリット
退職代行のデメリットは主に下記があります。
退職代行のデメリット
- 退職するのに費用がかかる
- 会社は同僚との関係が悪化する可能性がある
こちらもそれぞれ解説します。
1.退職するのに費用がかかる
退職を自分から申し出た場合、特に費用等は発生しません。
退職代行業者は公的なサービスではないため、依頼をした時点で発生します。
仮に退職できなかった場合でも費用が発生するときがあるので、その点は注意したいです。
3.会社は同僚との関係が悪化する可能性がある
一般的に自分から退社を申し出る人が多い中で退職代行業者を利用して退職すると、中にはよく思わない人がいます。
今後も会社とは関係を続けていきたい、同僚と仲良くしたい人にとっては関係性が崩れてしまう可能性があるので注意が必要です。
おすすめの退職代行サービス
どの退職代行業者がいいんだろう?
退職代行は、知名度の向上とともに業者数もかなり増えてきています。
「退職代行 おすすめ」と調べても沢山出てきて、どのサービスを利用するべきか分からなくなりますよね。
そんな退職代行を探している人におすすめなのが、【退職代行ガーディアン】 です。
こちらは他の退職代行業者と比較していくつかの優れたポイントがあります。
退職代行ガーディアンのおすすめポイント
1.法的に退職代行を遂行できる【労働組合法人】が運営している
2.追加料金無しの低価格
3.確実に退職できる
上記3つのポイントを順番に説明していきます。
1.法的に退職代行を遂行できる【労働組合法人】が運営している
前の項目でも話しましたが、退職代行業者には民間業者が運営しているものと弁護士が運営している業者があります。
民間業者の方では退職の交渉はできず、退職の意思を伝えることを代行することしかできません。
一方で、弁護士が運営する方であれば退職の交渉まで行うことができるので、トラブルのリスクも限りなく低く、安全に退職できる可能性が高くなります。
その点、退職代行ガーディアンはそのどちらにも該当せず、『労働組合法に基づき東京都労働委員会に認証されている法人格を有する法適合組合』が提供しているサービスになります。
文章にすると難しそうですが、要約すると『弁護士同様法的に退職を交渉できる権利を持った退職代行』です。
弁護士が運営しているサービスよりも比較的安価かつ、安心して依頼をすることができます。
2.追加料金無しの低価格
正社員やその他雇用形態問わず一律24,800円で依頼が可能です。
ちなみに、一般的な退職代行の料金相場は2万円~5万円前後と言われています。
その中でも安価な価格帯は民間業者のケースが多く、法的な効果がないためトラブルになる可能性も否めません。
その点、退職代行ガーディアンは法適合の労働組合のため、法的にも退職代行ができ、価格も安価で依頼できます。
3.確実に退職できる
【退職代行ガーディアン】 は、
今までの利用者で辞められなかったというケースは過去一度もないです。
実際、法的に退職交渉ができる代理人が退職を代行しにきた場合、企業側に対抗できる手段は基本的にありません。
こちらに依頼をすれば、依頼の翌日から出勤せず、企業とのやり取りをまるっと代行してもらうことが可能です。
休日や深夜も対応しているので、思い立ったタイミングで依頼できるのも助かるポイントですね。
\ 一律24,800円で依頼可能! /
~ 即日&全国対応中 ~
まとめ
退職代行を使うことは恥ずかしくない!
無理せず、自分の気持ちを最優先して行動しよう!
以上、退職代行を利用したことがある人の割合は?でした。
僕は普段企業の人事と話すことが多いのですが、退職代行を使われた企業側は、急な対応に追われたり、アフターフォローなどが発生し、困っていることがほとんどです。
ですが、僕は退職代行を使うことが悪だとは思いません。
「退職代行を使って辞める人はヤバい」などの風潮もあるかもしれませんが、退職代行を使わざるをえない状況になっているのは企業側の責任でもあります。
会社や同僚への迷惑を考えたり、「自分が我慢すれば...」と考えるのは大切な姿勢ではありますが、自分を犠牲にしすぎては本末転倒です。
自分のメンタルや生活を守るためにも必要であると感じたら、素直に退職代行を利用することをおすすめします。
このサイトでは、この記事以外にも転職活動の成功をサポートする記事を掲載しています。
これから転職活動を始める方におすすめの記事をいくつか載せておくので、よかったら覗いてみて下さいね。
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