「どうしてもindeedで応募が取れない...」
「indeedに掲載落ちして求人が載らない...」
「indeed以外にも母集団形成したい...」
今この記事を読んでくださっている人は、こんなお悩みを持つ人事の人も多いのではないでしょうか。
この約1年でindeedの規制は段々と厳しくなっており、今までできていた集客手法が通用しなくなってきています。
特に人材派遣や、人材紹介でindeed求人に頼ってきた企業は、かなり苦戦を強いられているのではないでしょうか。
今回は、そんな悩みを持つ人達に向けて、『求人ボックスで母集団形成をする方法』について話したいと思います。
今までAirワークやengageなどのATSを使ってindeedなどから応募獲得していた企業からすると、「求人ボックスでindeedくらいの応募が取れるの?」と感じるかもしれませんね。
結論から言うと、可能です。
ただし、indeedと全く同じ運用をしていては応募効果は最大化できません。
今回の記事では、そんな『求人ボックス』について話していきます。
ちなみに、もしindeedの運用や応募効果を最大化していない状態で求人ボックス運用に手を付けようとしているのであれば、まずはindeed運用を最大化することをオススメします。
求人ボックスも大きな市場とは言え、やはりindeedの方が応募獲得難易度は低いですからね。
下記のような『indeedでの応募効果を高めるためのポイント』をまとめた記事も書いているので、まだ読んでいない人は読んでみてもらえると嬉しいです。
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求人ボックスとは?
求人ボックスは、株式会社カカクコムが2015年に運営を開始した求人検索エンジンです。
※『求人検索エンジン』についてはこちらの記事で説明しています。
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【indeedの求人って怪しい?】求人を見極めるポイントや「インディードとは?」を解説!
CMやニュースでもたびたび取り上げられる ...
競合サイトであるindeedも求人検索エンジンなので、内容的にはindeedと同様のものと認識してOKです。
掲載求人数は500万件以上、月間利用者数は700万人以上(2021年時点)となっており、規模も国内最大級。
運営会社の株式会社カカクコムも、『食べログ』『価格.com』などを運営しており、信頼できる企業ですね。
求人の掲載方法もindeedと遜色ありません。
無料掲載と有料掲載があり、有料掲載はクリック課金型。
無料掲載の手法も、直接投稿とATSなどを経由したクローリング掲載があります。
なので基本的には、indeedの運用に慣れている企業、人からすると運用面では何不自由なく扱えるかと思います。
求人ボックスとindeedの違い
ではなぜindeedと遜色ないサービスなのにも関わらず、indeedを利用する企業が多いのでしょうか。
最も大きい理由はユーザー数の違いです。
確かに求人ボックスも月間利用者数700万人以上と国内最大級の規模ではありますが、indeedの月間利用者数はそれを遥かに上回る約4000万人です。
国内では圧倒的大差で1位の利用者数を誇る求人サイトであり、しかも無料でも掲載できるとあって企業側もindeedへの求人投稿を積極的に行っています。
また、indeedはスマホアプリを配信しているのに対して、求人ボックスはブラウザのみでアプリはありません。
利用者数の差は、広告や宣伝の量に加えて、こういった使いやすさも関係しているかもしれませんね。
とはいえ、求人ボックスでは応募が取れないわけではありません。
月間利用者700万人以上という数字は、国内だとindeedに次ぐ規模です。
indeedは利用者が多い分、掲載企業も膨大な数になっておりレッドオーシャンになっている状況に加え、昨今の掲載既定の締め付けにより、(特に無料掲載での)応募獲得が難しくなってきています。
そんな現状だからこそ、求人ボックスをうまく運用し、母集団形成を行っていきましょう。
そのために大切なポイントをこれから話していきたいと思います。
求人ボックスで応募を増やすためのポイント
ここからが本題です。
ではどのように運用すれば求人ボックスでindeedのような応募効果を得られるのかについて話していきたいと思います。
今回話すポイントは3つです。
掲載方法はクローリング掲載(無料)で!
まずは求人ボックスをどんな手法で運用するかから決めましょう。
手法としてはindeedと同様ですが、直接投稿(無料or有料)かクローリング投稿の二択です。
クローリング投稿とは、企業の採用HPなどを求人ボックスに読み込んでもらい掲載する手法です。
主な例はAirワークやengageなどのATSを介して掲載する形ですね。
実際、indeedへの掲載もATSを介して掲載している企業も多いのではないでしょうか。
求人ボックスについても同様の運用手法がオススメです。
理由としては、基本的にATSは複数の検索エンジンと連携しているため、求人ボックス以外の検索エンジンからの流入(スタンバイやGFJ)も期待でき、純粋に応募効果が高まるというのが1点。
もう1点は、求人データをCSV管理できるATSを使えば、大量の求人を一括で管理できて工数をかなり削減できるという点です。
求人ボックスは求人の掲載数に上限はありません。
載せようと思えば1000や2000といった求人を載せることが可能です。
そういった運用などの際にCSV管理できるATSだと楽ですよね。
ただ、AirワークやengageではCSV管理はできません。
CSV管理ができるATSは、『トルー』『採用係長』など有料のものが多いですが、1年間無料で使用できるCSV管理機能付きのATSがあります。
それは『キューメイト』です。
なので、僕は求人ボックスをメインに運用していく場合、キューメイトのアカウントを作成した上で運用していくことをオススメしています。
職種は【求人ボックス用】にして!
これはATSを使って掲載する場合に気を付けてほしいポイントです。
ATSを利用して求人を掲載する場合、基本的にindeedでの効果を狙ったタイトル(職種)などに設定しますよね。
でも実はそれが、求人ボックスの応募効果を著しく下げている可能性があります。
というのも、indeedと求人ボックスでは掲載のルールが異なります。
特にタイトルについてのルールが異なっており、使える記号や文言に違いがあります。
求人ボックスでは【】や≪≫などはタイトルでは使用することができません。
もし使用できない記号が入っていると、求人自体が掲載されなくなってしまいます。
「求人ボックスは応募来ないんだよなあ...」と感じている人は、そもそも正常に掲載がされているのかを確認してみましょう。
もしかすると、掲載されておらず応募が発生しえない状況で誤った判断をしてしまっている可能性もあります。
求人数が勝負のカギ!
indeedと求人ボックスの大きな違いの1つに『重複求人の扱い』があります。
indeedは、重複求人の掲載を許していません。
つまり、同内容の求人を複数投稿できないということです。
そのため、Aという職種を募集するのに『金銭面訴求の求人』『ワークライフバランス訴求の求人』『キャリアアップ訴求の求人』などを複数試すということが難しいのがindeedの特徴です。(重複とみなされた場合は求人掲載が落ちてしまいます)
一方で、求人ボックスにはそれがありません。
タイトルや文言などのルールさえ守っていれば、重複求人であっても掲載が落ちることはありません。
そのため1つの求人に対して、様々な訴求ポイントの求人を作成して同時に投稿でき、応募効果の検証なども行うことができます。
検証を行うことで精度を高め、応募効果の向上を見込むこともできますし、単純に複数の求人が掲載されていることで求職者に対しての露出も増えますね。
そのため求人ボックスの運用ではindeedと異なり、求人数を増やすことが応募効果を高めるうえでカギになってきます。
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まとめ
以上、『求人ボックスで応募を増やすためには』でした。
僕も、企業の採用支援を行う中でindeedの運用はかなり重要視しています。
ですが昨今の状況を考えると、indeedでもまだまだ応募は獲れますが、それだけに頼るのは危険なように感じます。
1つのものだけに頼ってしまうと、それがダメになったときに全てが崩れてしまいますよね。
特に採用関係は市況感や媒体の人気など、シビアな要素も多く不安定です。
もしindeedの運用が上手くいっている企業でも、リスクヘッジの意味も含めて求人ボックスの運用も始めてみてはいかがでしょうか。
このサイトでは、この記事以外にも求人媒体を活用するためのポイントや採用課題解決のサポートになる記事を投稿しているので、よかったら覗いてみて下さいね。
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