「お金をかけずに採用活動を始めたい!」
「無料でindeed(インディード)に掲載したい!」
そんなとき、Airワーク(エアワーク)やengage(エンゲージ)のサービスに辿りつく方が多いんじゃないでしょうか?
どちらも無料で利用できる採用管理システム(ATS)で、運営会社も超大手。
一見すると優劣がつけづらいので、どちらを利用するべきか迷いますよね。
この記事では、採用コンサルタントとして企業の採用支援を行っている僕が、両方のサービスを利用した経験をもとにAirワークとengageを比較したときの『運用のしやすさ』『応募獲得するにはどちらの方が優れているのか』について話していこうと思います。
『Airワーク、engageとは何なのか?』についてはこちらの記事でも触れているので、よかったら覗いてみて下さいね。
【関連記事】
【indeedに載らない...】Airワーク(エアワーク)で作成した求人がいつまでも掲載されない理由
【engageの求人ってどこに掲載される?】indeed以外にも掲載されるサイトがいくつもある!
この記事で話す内容は以下の通りです。
よかったら最後まで読んでいってください◎
この記事の内容
- 運用のしやすさの違い
- どちらの方が応募獲得ができるのか
- Airワークとengageどちらの方がオススメなのか
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運用しやすいのはどっち?違いは?
まずは、Airワークとengageのどちらの方が運用しやすいか(使いやすいか)という点から話していきたいと思います。
主要な機能が似ているとはいえ、操作性や細部の機能は異なるので、僕が実際に運用した上で気になったところなどを挙げていきますね。
最初に結論を言うと、僕はAirワークの方が運用しやすいと思っています。
その理由は大きく分けると3つです。
1.求人掲載のスピーディーさが優れている
Airワークとengageは、どちらのサービスも無料かつ即日で採用サイトを作成し、求人原稿の作成を行うことができます。
ここまではどちらのサービスにも差はありません。
ですが、ここからの求人作成~求人掲載のところで差が生まれます。
それは、engageは求人掲載時にengage運営会社のチェックが入るということです。
「この求人は掲載ガイドに沿っているかな」「indeedなどに流して問題ないかな」という点を毎回掲載前に確認するのですが、このチェックに数時間~1日程度かかるため、それがないAirワークの方が掲載までのスピード感が優れていると言えます。
2.応募通知先メールアドレスを複数設定できる
応募が発生した際に、『求職者から応募がありました』というお知らせのメールのことを応募通知メールと言います。
この応募通知メールを複数のアドレス宛に送ってほしいことってありますよね。
「この求人の応募通知はAさんのアドレスで、こっちの求人の応募通知はBさんに...」
これがengageではできず、Airワークだと可能なんです。
掲載する求人が1職種だけだったり、管理者が1人であれば特に気にならないかもしれませんが、複数人で管理する場合はAirワークの方が使い勝手はいいでしょう。
3.人材派遣の求人も掲載できる
engageでは人材派遣、有料職業紹介用の求人は掲載することができません。
掲載できるのは下記の雇用形態のみです。
掲載できる雇用形態
- 中途採用(正社員・契約社員)
- 新卒採用(正社員・契約社員)
- アルバイトパート採用(短期のものも可)
- 業務委託(フリーランス)
- インターンシップ(有給)
一方で、Airワークで掲載できる雇用形態がこちら。
掲載できる雇用形態
- アルバイト、パート
- 正社員
- 契約社員
- 派遣社員
- 有料職業紹介要員(indeedPLUS連携はされない)
- 業務委託(indeedPLUS連携はされない)
多くの企業には関係ないかもしれませんが、人材派遣業や紹介業をされている企業はこのような視点からもAirワークがオススメですね。
※engageの方が優れている点も...!
ここまでAirワークの優れている点を紹介してきましたが、engageにも優れている点が2点あります。
1点目は、閲覧数、いいね数が確認できるので効果検証ができること。
Airワークでは閲覧数などを確認することができないため、求人の効果を『応募数』でしか判断できません。
その点、engageは閲覧数や保存数が見れるため、応募効果が振るわないときなどに「どこを修正すべきなのか」を判断しやすいというメリットがあります。
2点目は、求職者に対してDMで直接アプローチができること。
engageは週に10件、エン転職に登録しているユーザーにDMを送ることができます。
意外と知らなかった人も多いんじゃないですか?
送れる件数は少ないですが、エン転職に登録しているユーザーは892万人と膨大です。
この中から採用したい人物像にアプローチを送れるのは嬉しいですよね!
どっちの方が応募獲得できる?
結局、一番気になるのは『どっちの方が応募が来るの?』ということですよね。
実際のところ、応募効果はAirワークもengageも変わりません。
その理由は、Airワークとengageのシステムの根幹が同じだからです。
ここからもう少し詳しく説明していきますね。
Airワークやengageなどの採用サイト構築サービス(ATSやCMSと呼ばれることも...)がWEB上から応募を獲得する方法は、クローリング掲載という手法です。
クローリング掲載をざっくり説明すると、ATSを利用し作成した【株式会社〇〇採用サイト】に投下した求人を、自動で各求人サイトに連携掲載するという仕組みで、主な連携先の求人サイトは基本的にどのATSも変わらず、下記のようなサイトに連携されます。
連携掲載される求人サイト例
- indeed
- 求人ボックス
- スタンバイ
- Google For Jobs(GFJ)
Airワークとengageは同じようにindeedなどのサイトに求人連携されますし、「どちらから掲載した方が求人が上位表示される」などもありません。
そのため、どちらのサービスも応募効果の違いはないんです。
Airワークとengageどちらの方がオススメなのか
運用面や応募効果などを踏まえると、僕はAirワークがオススメです。
このような無料の採用サイト構築サービスを利用するとき、企業は「手軽に運用したい」という意図があるのではないでしょうか?
その点、求人掲載のスピード感や操作性の良さなどがAirワークは優れています。
システムによる応募効果の違いはないので、『運用のしやすさ』を重視して選んで問題ないですね。
ただし、前述したようにengageにもメリットはあるので、下記に当てはまる場合はengageを利用するのも良いでしょう。
連携掲載される求人サイト例
- 効果検証をしっかりしたい
- スカウト機能を使いたい
- 採用活動を急いでいない
- 運用、管理者が1人
ちなみにAirワークもengageも同様ですが、応募の流入経路のほとんどはindeedです。
なので、作成する求人原稿はindeedでの応募効果を狙えるよう心がけた内容にしましょう。
↓ こちらの記事で『indeedでの応募効果を高める方法』をまとめているので、よかったら読んでみて下さいね。
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また、AirワークやengageなどのATSの運用代行も行っているので、ご相談やお悩みなどがあればお気軽に問い合わせフォームよりご連絡下さいね!◎
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まとめ
以上、『結局Airワークとengageはどっちがいいの?』でした。
大前提ですが、どちらのサービスも無料で使えることがおかしいくらい素晴らしく優れたサービスです。
だからこそ優劣がつけづらく、どちらを使うべきか悩んでしまいますよね。
この記事が少しでも参考になり、『自分(自社)の場合、どちらの方が向いているのか』を判断して、採用活動を進めてもらえれば嬉しいですね。
このサイトでは、この記事以外にもATSを活用するためのポイントや採用課題解決のサポートになる記事を投稿しているので、よかったら覗いてみて下さい◎
この記事を読まれている方にオススメの記事をいくつか載せておきます。
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なお、採用方針や採用コストでお悩みの方は『当サイトの問い合わせフォーム』や『TwitterのDM等』でも相談やコンサルティングのご依頼を受け付けているので、お気軽にご相談下さいね◎