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【年末年始は求人応募が減る?】お正月前後の求人・転職市場の変化とは...

2023年12月20日

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「12月に入って求人の応募が減ってきた...」

「12月中旬になって応募がガクッと下がった...」

この記事を読んでいる方の多くは、このような認識を持っているのではないでしょうか?

この記事では、そんな疑問や不安を抱いている方に向けて『年末年始の求人効果』について話していきたいと思います。

自己紹介

アジ

  • 1996年生まれ 愛知県在住
  • アパレル店員→採用コンサルタントへ転職
  • 2022年7月 採用コンサルタントとして独立
  • 転職希望者の相談実績:100名以上
  • 企業の採用サポート実績:30社以上

この記事で話す内容は以下の通りです。

よかったら最後まで読んでいってくださいね。

この記事の内容

  • 年末年始の求人応募効果
  • なぜ年末年始に応募が減るのか
  • 年明けいつ頃から応募が戻ってくるのか

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年末年始の応募効果

「12月の応募効果が下がった」「毎年年末年始に応募が減る」

この記事を読まれている方の多くは、こんな風に感じていることでしょう。

では、実際のところ年末年始の応募効果は下がっているのでしょうか?

結論から言うと、年末年始というのは1年を通して最も転職市場が落ち込むタイミングです。

実際にGoogleトレンドで過去5年間を遡ると下記のようなデータがあります。

これはGoogle上で『転職』というキーワードが検索された回数を過去5年分集計したものです。

赤い印がついているところが年末年始のタイミングにあたるのですが、毎年軒並み落ち込んでいますよね。

この検索動向に加え、実際に僕はこれまで30社以上の企業で求人の運用代行を行ってきましたが、どんな業種・雇用形態でも応募効果は鈍化しました。

唯一応募効果が下がらなかったのは年末年始限定の短期アルバイトだけでしたね。

応募効果の下がり幅は業種や雇用形態によって異なりますが、だいたい30~50%減くらいでした。

なぜ年末年始に応募数が減るのか

それでは、なぜ年末年始に応募が減るのでしょうか?

厳密には12月頭から段々と応募数は減少を始め、クリスマス前後から明確に少なくなっていることを実感できるようになるでしょう。

そして応募が減少する理由は、大きく分けると3つあります。

1.お休みムードで転職モチベーションが下がる

皆さんは平日と週末だとどちらの方が求人への応募が多いと思いますか?

「そりゃあ時間があってじっくり転職と向き合えるんだから週末でしょ」と考える人も多いと思いますが、実は応募が多いのは平日なんです。

というのも、求職者が求人票を見るタイミングというのは、案外休日よりも仕事の休憩時間や仕事終わりであることが多いんです。

求職者というのは皆何かしら今の仕事に満足していないはず。

だからこそ仕事の最中や仕事終わりこそ一番転職の熱が高まっており、求人サイトの閲覧や求人への応募が増えます。

勿論、休日も一定数の応募はありますが、それよりも「日頃仕事のストレスや負担を抱えているからこそ休日は遊びたい・ゆっくりしたい」と『仕事をことを一切考えたくない』という人も多いのでしょう。

その延長で大型連休というのは、年末年始に限らずGWやお盆も総じて応募が減少する傾向があります。

2.キリよく年明けから転職活動を始めようと考えている

年末年始というのは1年の締めくくりと始まりであり、「今年こそジムに通おう!」「今年こそ脱毛にいこう!」など新たな試みにチャレンジする人も多いですよね。

転職活動も同じで、12月に入ると「今年ももうすぐ終わるなあ。来年こそ転職活動を始めるぞ!」来年頑張るモードに入ってしまう人が沢山います。

もしくは、「心機一転して年始から新しい仕事を始める!」と意気込む人は10~11月に転職活動を始め、12月には既に企業へ応募するという段階は終えていることでしょう。

そのため、例年12月には『求人票に応募する』というフェーズの人が丁度少なくなり、応募効果の低下に繋がっています。

3.現職の業務量が増え、転職活動に割く時間がなくなる

飲食業であれば忘年会や新年会シーズン、接客・販売業であれば年明けのセール準備やプレセール。

一般的な企業でも駆け込みでやらなければいけない業務が増えたりと、何かと忙しくなる年末年始。

ただでさえ働きながらの転職活動は大変ですが、繁忙期と重なると尚更同時進行するのは難しくなるでしょう。

「年末年始は一旦仕事に集中して、年明け落ち着いたら転職活動を始めよう...」と考える人も多いようです。

年明けいつ頃から応募が戻ってくるのか

『年末年始は応募が落ち込む』と話しましたが、じゃあいつ頃から応募は戻ってくるのか?

気になるところですよね。

落ち込んだ応募効果は、だいたい1月の後半ごろから戻ってきます。

2月に入れば通常通りの市況感となり、3月4月入社希望の求職者が増えてくるでしょう。

なので、年末年始付近の求人掲載は注意が必要です。

indeedやAirワークなどの費用がかからず掲載期間を自由に調整できる媒体であれば問題はありませんが、リクナビNEXTやエン転職などの大手媒体は掲載期間が4週間などと決まっているため、年末年始に被らない掲載タイミングをオススメします。

※ただし年末年始を挟むとその分掲載期間が伸びるケースなどもあるのでそのあたりは要確認ですね。

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まとめ

以上、【年末年始は求人応募が減る?】お正月前後の求人・転職市場の変化とは…でした。

今まで順調に獲得できていた応募が何の前触れもなく減ったら心配になりますよね。

実際、求人効果というのは人を相手にするものなので、成果がそのときどきでブレやすい水ものです。

ですが、「なぜこうなっているのか?」「数字が変動しているのか」というのは、求職者の目線に立って検証すれば案外読めてくるものです。

今回は年末年始の応募効果というテーマに絞ってお話ししましたが、これは日ごろの求人票の修正・見直しでも同様のことが言えます。

求人を掲載したもののなかなか応募が来ないときには、求職者目線に立って求人内容を見てみましょう。

そうすることで今までは見えていなかった問題点が見えてくるかもしれません。

そしてこの記事が、12月に入って求人への応募が減り困っている人(企業)の疑問解消のちょっとした手助けになれば僕も嬉しいですね。

なお、このサイトでは、この記事以外にもコスパ良く採用活動を進めるポイントや、採用課題解決のサポートになる記事を投稿しているので、よかったら覗いてみて下さいね。

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