最近はファッションの一環としてタトゥーを入れる20~30代が増えてきましたね。
タトゥーに対する世間の認識も段々と柔らかくなってきており、昔ほど制限も厳しくなくなってきていると思います。
とはいえ、まだまだ仕事においては『タトゥーが入っているだけで正社員採用NG』な企業も多いのが現実。
それではどんな職業ならタトゥーが入っていても正社員として働けるのでしょうか?
この記事では、一般的に昼職と呼ばれる仕事・職業で、かつ正社員として働ける職業について話していきたいと思います。
この記事で話す内容は以下の通りです。
よかったら最後まで読んでいってくださいね。
この記事の内容
- タトゥーが就職においてNGとされる理由
- タトゥーが入っていてもできる仕事はある?
- タトゥーが入っていても正社員として働ける職業・業界
- タトゥーOKな職場を探す方法
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タトゥー(刺青)がなぜ転職においてNGなのか
そもそもなぜ正社員採用においてタトゥーが入っている人を避けるのでしょうか?
大きく分けると2つの理由があります。
1.お客様・取引先への見え方
会社自体がタトゥーに対して寛容な受け取り方をしていたとしても、その会社の取引先やお客様の中にはそう思わない人もいるかもしれません。
会社は、大きな会社であればあるほど、多くの従業員を守るために万が一のリスクになりえるものは排除する傾向があります。
そのため、会社自体がタトゥーに対して偏見を持っていなくても、それがどこかで何かのリスクになりえると判断すれば、その危険性を抱えた人の採用を避けるという判断になることでしょう。
2.計画性やリスク管理能力が低いと判断されてしまう
タトゥーに対する認識がここ最近で緩やかになってきているとはいえ、『まだまだ賛否が分かれているもの』というのは誰もが持っている認識でしょう。
それでもタトゥーを入れると決断するということは、逆風や偏見も受け入れて生きていくことを決断したということだと思います。
その逆風の中には『公共施設の利用が制限される』『周囲の人から偏見を受ける』などと同様に、『就ける仕事が制限される』も含まれています。
それを踏まえた上で、一般的な企業に正社員として応募をすると「それならタトゥーを入れない方が良かったんじゃない?」と見通しが甘い人という印象を与えてしまい、採用に至らないということもあります。
タトゥーが入っていてもできる仕事はある?
結論からお伝えすると、タトゥーが入っていてもできる仕事はたくさんあります。
しかし、日本ではまだタトゥーに対する古い考えが残っており、慎重に調べる必要があります。
例えば、インディードで検索してみると以下のように3,506件(2024年7月17日時点)の正社員の募集があります。
引用:インディード
仕事の内容を見てみると「ものづくり」「工場勤務」などの作業業務が目立ちますが、中には「ホテルのスタッフ」や「カフェバーの接客」などのような接客業も数多くありますね。
次の章で更に詳しく解説しますが、タトゥーが入っていても働ける仕事は多く存在しますし、求人も多くあります。
タトゥーが入っていても正社員として働ける職業・業界
ここからがこの記事の本題です。
先ほども解説しましたが、タトゥーが入っていても正社員として働くことは可能です。
本章で、昼職かつ正社員でタトゥーの有無が比較的採用で重要視されない職業・業界について更に詳しく話していきたいと思います。
今回ピックアップしたタトゥーが入っていても比較的採用されやすい業界は下記4つです。
採用されやすい業界例
- アパレル業界
- コールセンタースタッフ
- 完全在宅ワーク
- 営業職
1.アパレル業界
アパレル業界は多様性を認める文化が強く、タトゥーも多様性やファッションの一環として捉えてくれる企業が多い業界です。
ユニクロやGU、イオン系の大衆向けブランドを扱う企業では厳しいかもしれませんが、マルイやパルコにあるような大手セレクトショップではタトゥーの入っているスタッフを見かけることもあります。
また、アパレル業界への転職は、学歴や経歴も問わず、コミュニケーション力や意欲が重要視される傾向があります。
そのため、企業イメージ、ブランド次第では大手企業でもタトゥーの有無は関係なく就職・転職を狙える業界ですね。
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2.コールセンタースタッフ
お客様・取引先とのコミュニケーションが電話口だけで完結するコールセンターも、タトゥーによる外部に対するリスクが少ないため寛容な業界です。
また、最近のコールセンタースタッフは服装や髪色が自由だったり、在宅でできるケースも増えてきています。
私服であればタトゥーを隠しやすくなりますよね。
コールセンター業界も、学歴や経歴関係なく未経験から始めやすい業界です。
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3.完全在宅ワーク
こちらは上記の2つと違い、『公にタトゥーがOK』というよりは『普通に働いていたらタトゥーがバレることがない』というニュアンスですね。
業種を問わず、完全在宅の企業であればタトゥーの有無に気づかれる危険性さえないでしょう。
また、就業環境が完全在宅の場合、選考もWEBで完結するケースが多い傾向にあります。
それもタトゥーに気づかれにくいポイントですね。
ゆくゆく出社ベースの働き方になるとしても、在宅ワーク時点でしっかり成果を出し会社に貢献できていれば、恐らくクビになるようなことはないでしょう。
大切なのは、デメリットやリスクを上回るメリットを提示すること。
数字にこだわったり、会社にとってなくてはならない人材になることができれば何も気にせず働ける環境がついてくることでしょう。
4.営業
意外と営業職もタトゥーを気にしない会社がここ最近で増えてきているんです。
ただし、そういった企業にはいくつかの特徴があるので、以下のポイントを参考にすると良いでしょう。
タトゥーがあっても正社員として入社しやすい営業職の特徴
- 中小、ベンチャー規模の企業
- toC商材(個人向け)を扱っている企業
- 成果主義を謳っている企業
- 社員旅行を行っていない企業 など
ただし、営業職に関しては1つだけ注意点があります。
必ず面接時にタトゥーが入っていることを話しましょう。
隠して入社した後、バレた相手が取引先だった場合、大問題に発展する可能性があります。
会社の信用を落としたり、損害賠償などの事態にもなりかねないので、最初からきちんとすべて伝えておくようにしましょう。
タトゥーOKな正社員の職場を探す方法
タトゥーが入っていても大丈夫な仕事を探す方法は主に下記3つです。
順番に説明していきますね。
仕事を探す方法
- 自分でインターネットで検索する
- 知人に紹介してもらう
- 派遣会社に登録する
1.自分でインターネットで検索する
まずは自分でインターネットで検索してみましょう。
昨今ではインターネット上に採用情報がたくさんあり、採用条件も細かく記載されています。
また、求人サイトにもタトゥーの有無が記載されており非常に探しやすくなっています。正社員の条件にタトゥー有無の明記がない場合は、直接電話して企業に聞きましょう。
自分の働きたい職場を見つけたら積極的に行動することが大切です。
2.知人に紹介してもらう
周りにタトゥーが入っている知人がいたら相談してみましょう。
その知人の紹介で正社員として働ける可能性があります。
また関係なさそうに感じますが、タトゥーが入っていない知人に聞いてみるのも1つの手法です。
自分でインターネットで探すより効率的で電話口で門前払いされる可能性も低いので心理的な負担もへり、より積極的に行動することができるでしょう。
3.派遣会社に登録する
派遣会社に登録して、タトゥーが入っていても大丈夫な職種の求人を受け取りましょう。
派遣先の企業や業界によっては、外見ではなく実力やスキルを重視することが多い場合もあります。
派遣の仕事を通じて、自分に合った職場やキャリアを見つけることができるでしょう。
派遣の仕事をこなしていくことで、正社員への道が広がる可能性があります。
まとめ
以上、【昼職×正社員で】タトゥー(刺青)が入っていてもOKな職業って何?でした。
今でも段々とタトゥーに対しての偏見や規制は少なくなっており、今後この流れは更に加速していくでしょう。
今回、僕も記事をまとめていて「意外とタトゥーを気にせず採用活動を行う企業も多くなってきたな」と感じました。
タトゥーを入れている人の多くは、何か譲れないこだわりをもって入れていることでしょう。
だからこそ、そのこだわりを譲らず自分のやりたい仕事もできる。そんな環境にいち早くなればいいなと僕も心から思っています。
今回の記事が、タトゥーを入れたことで就職・転職に悩む人のちょっとした手助けになれば嬉しいですね。
また、このサイトではこの記事以外にも転職活動の成功をサポートする記事を掲載しています。
これから転職活動を始める方にオススメの記事をいくつか載せておくので、よかったら覗いてみて下さいね。
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