『今だけ入社祝い金〇〇万円支給!』
『〇月入社限定で入社祝い金あります!』
求人サイトを見ていると、こんな謳い文句の求人を見かけることがありませんか?
製造業や期間工などで特によく見ると思いますが、それ以外の業界・職種でも増えてきましたね。
入社祝い金の多くは10万円以上の高額に設定されていることが多く、中には100万円を超えるものも...
入社するだけで大金が貰えるなんて魅力的ですよね。
ですが「本当に入社するだけでもらえるの?」「そんな大金が貰えるなんて怪しい...」と感じる人もいるでしょう。
この記事では、そんな入社祝い金に対して疑問を持っている人に向けて『入社祝い金のある求人は怪しいのか。なぜ入社祝い金を支給するのか』について話していきたいと思います。
この記事で話す内容は以下の通りです。
よかったら最後まで読んでいってくださいね。
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入社祝い金がある求人(企業)は怪しいのか
結論から話すと、
入社祝い金があるからといってその求人(企業)が怪しいというわけではありません。
なぜなら、企業が入社祝い金を用意するのは正当な理由があるからです。
ここからはその理由について話していきます。
企業が入社祝い金を用意する理由は...
多くの人が想像する通りで、企業が入社祝い金を用意する理由は『より多くの応募(採用)を獲得するため』です。
大前提として、応募数や採用数が好調であれば入社祝い金を用意する必要はありません。
つまり何かしら採用に課題があって、それを解決するために入社祝い金を用意しています。
ですが、『課題がある』=『ブラック企業・何か問題がある会社』というわけではないんです。
僕も今まで沢山の企業の採用をお手伝いしてきましたが、魅力的な企業でも採用に悩む企業は沢山あります。
主に下記のような課題や背景がある場合が多いでしょう。
このような理由であれば、入社祝い金があったとしても不信感を抱くことなく安心して応募できるのではないでしょうか?
案外、多くの人が想像するような「入社祝い金で釣って過酷な労働環境で重労働させられるんじゃないか...」みたいな求人はそうそうありません。
なので、『入社祝い金の求人だから怪しい』とは判断せず、仕事内容や待遇が魅力的であれば積極的に応募してみても良いと思います。
ただし入社祝い金についてはこれから話す注意点を確認しておきましょう。
お祝い金をプレゼントしてもらえるメーカーも!【期間工.jp】入社祝い金の注意点
入社祝い金にもいくつかの注意点があります。
これから話すポイントを予め確認しておかないと入社祝い金を満額貰いそびれたり、1円も貰えないという事態にもなりかねません。
必ず事前に確認しておきましょう。
1.規定を確認しておく
基本的に、入社祝い金は入社したタイミングで満額貰えるわけではありません。
よくあるのは、『入社時に〇万円、3ヶ月後に〇万円、6ヶ月後に〇万円、1年後に〇万円で総額〇〇万円』といった形ですね。
この背景としては、祝い金を分割で支払うことで、「1年後の〇〇万円を貰うまでは...」と早期退職を防いでいるのと、一括でまとまった金額を渡した後直ぐに退職し祝い金分が丸ごと損失になることを防ぐリスクヘッジの2つの意図があります。
「今すぐお金が必要だから入社祝い金がある求人に応募したのに...」という声を実際に聞いたこともあります。
なので予め、どのような形でどのように祝い金が支給されるのかを確認しておきましょう。
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2.同じ会社の求人でも祝い金があるサイトとないサイトがある
同じ会社の求人でも、公式HPの求人では『入社祝い金〇〇万円』と書いてあるけど、別の求人サイトの求人には入社祝い金の記載がない。というケースが多々あります。
この場合、文字通り公式HPからの応募であれば入社祝い金があり、求人サイトからの応募では入社祝い金はありません。
なぜこのようなことが起こるかというと、『入社祝い金を用意するケース』で前述した『採用コストの掛け捨てを嫌っている』というのが関わっています。
どういうことなのか具体的に説明しますね。
大手求人サイトというのは、一般的に掲載料金として1ヶ月で数十万円~百万円を超えるものもあり、ある程度資金力のある企業が利用しています。
一方で、indeed(インディード)などの無料で求人を掲載できるサイトもあり、そちらは無料で掲載ができる分、中小、零細、ベンチャー企業など、より多くの企業が沢山の求人を載せています。
つまり、大手の求人サイトは高い掲載費用をかけないと掲載できず、かといって応募や採用に繋がる確約もありません。
そして、無料で掲載できる求人サイトは、費用はかからない代わりに競合が多く求人が埋もれやすく応募が集まりにくいという状況になりやすいのです。
そんなときに最適なアイディアが『入社祝い金』です。
無料掲載できるサイトの求人に入社祝い金を付ければ、無料掲載でも応募が集まり、費用は採用に至った場合のみ発生するという両方の良いとこ取りができるのです。
そのため、気になる企業の求人を見つけたときは直ぐに応募するのではなく、様々な求人サイトなどで求人内容に違いがないかを見比べた上で判断するようにしましょう。
↓こちらの記事では似たテーマで【転職エージェントか直接応募どちらの方が良いか】について話しています。良かったら合わせて読んでいただけると嬉しいです◎
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まとめ
以上、【入社祝い金がある求人は怪しい?】入社祝い金のメリット・デメリットや支給する理由を解説!でした。
一見怪しそうに感じる入社祝い金も、この記事を読んでいただいて印象が変わったのではないでしょうか。
企業が採用を急ぐ理由も、そのための施策も様々です。
その中の1つとして『入社祝い金』というのは効率的な手法であるというのは確かであるものの、優良企業かブラック企業かの判断基準にはなりえません。
その判断は、結局口コミなどの企業分析や、求人内容から汲み取るしかないでしょう。
ですが、入社祝い金を怪しいと感じ、今この記事を読んでいる人であれば企業の良し悪しを嗅ぎ分ける能力は備わっているはずです。
あとは書類選考や面接できちんと成果が発揮できるどうか。
このサイトではこの記事以外にも転職活動の成功をサポートする記事を掲載しています。
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