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『面接確約』『書類選考なし』の企業は怪しい?ブラック?企業がいきなり面接を行う理由とは

2024年1月18日

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『面接確約!』『書類選考なし!』

こんな風な求人票を見かけたことはありませんか?

早く仕事を見つけたい、なかなか内定が出ずに焦っている、という求職者にとっては「自分でも受かりやすいかも!」と魅力的に感じるかもしれませんが、一方で「なんか怪しい...」「そんなに人手に困ってるってことはブラック企業?」と感じる人もいるかもしれませんね。

そんな疑問を持つ人に向けて、この記事では書類選考のない企業はブラックなのか?どんな狙いがあるのか?について話していきたいと思います。

この記事で話す内容は以下の通りです。

よかったら最後まで読んでいってくださいね。

この記事の内容

  • 書類選考がない会社は避けた方が良いのか
  • 書類選考を行わない理由

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書類選考がない会社は避けた方が良いのか

結論から言うと、書類選考の有無だけではブラック企業なのか優良企業なのかの判断はできません。

なぜなら書類選考を行っていない理由や背景が企業によって異なるからです。

企業は日々採用活動の成果を上げようと施策を練っています。

求人広告を見直したり、面接の内容を見直したり...

その中で「選考フローそのものを見直す』ということもあります。

ただ単に『いっぱい採用したいから書類選考をなくそう!』というわけではなく、『今の採用の問題点はどこなのか』『どこを改善すれば採用効果は高まるのか』そういった仮説検証の上で書類選考をなくしているケースもあるので、一概に書類選考がない=悪いとは言えません。

また、仮説検証の一環として『書類選考をなくす』という施策を一時的に試しているケースもあります。

その場合、「前までは書類選考がなかったのに書類選考有りになってる...」ということもあります。

時と場合によっては、応募を検討しすぎることがマイナスに働くこともあるかも知れません。

書類選考を行わない理由

ここからは企業が書類選考を行わない理由について、代表的な理由を4つ話していきます。

1.応募が少ないのでハードルを下げ応募を増やしたい

書類選考を免除している企業の多くはこの理由が最も大きいと思います。

書類選考をなくすということは面接数が増える=採用にかける人的コストが増えるということにも繋がります。

そのため、既に大量の応募がある状態であれば、書類選考を設けて一定数応募者を絞らなければ採用担当のリソースもパンクしてしまうでしょう。

裏を返すと、書類選考を免除している企業=応募者を絞らなくても対応しきれる応募率ともとれます。

そもそも応募が少ない理由としては、下記のような理由が考えられるでしょう。

応募が少ない理由

  • 会社の知名度が低い
  • 人気職種で競合他社が多い
  • 応募資格が限定されている
  • 他社に比べて待遇が劣っている
  • 採用したいポジションがニッチ・専門的 など

このような理由であれば、明確にブラック企業と決めつけることは難しいですよね。

反対に、応募も集まっているのに書類選考を免除し、流れ作業のような面接を行っている企業があればそれは避けた方が良いでしょう。

2.人柄重視の選考をしている

学歴や経歴を気にせず、コミュニケーション能力や人間性を重視したいという企業であれば、書類選考を行わないことも珍しくありません。

特に下記のような業界や職種は書類選考を行わない企業も一定数あるでしょう。

書類選考を行わない場合もある企業例

  • 営業職
  • 飲食業
  • 接客、販売業
  • 現場作業、製造業
  • ベンチャー、スタートアップ など

履歴書から読み取れるのは、学歴や過去の経験、志望動機などが主でしょう。

職務経歴書からは過去の実績や成果も読み取れますが、実力以上に良く見せようとする求職者も多いため、企業からすると『その経歴通りのスキルがあるのか』というのは案外書類選考だけでは判断できません。

そうした経緯から、書類選考で判断するよりも一旦会ってみて判断した方が良いと書類選考を省く企業もあります。

3.急な欠員などで至急採用したい

急な欠員というのはどんな企業でも発生しうる問題です。

そして急な欠員が出ると、通常業務に支障をきたさないよう早急な人員補充が必要となります。

早急な人員採用となると通常よりも採用ハードルを下げたり求人予算を追加投下することになり、その中の一環として『書類選考を免除して少しでも多くの人に応募してもらう』という施策を実施するケースもあります。

4.求人サイト(転職エージェント)への登録情報で読み取っている

求人サイトや転職エージェント経由での応募であれば、サイトやエージェントへの登録の段階でプロフィールを入力していることも多いのではないでしょうか?

そういったプロフィールは応募の段階で企業へも共有されます。

そのため、履歴書や職務経歴書を貰わなくてもある程度のプロフィールは把握できるのです。

また、転職エージェント経由の場合、エージェントと企業の信頼関係が出来上がっていれば、「この人ならあの企業に紹介してもいいだろう」と実質エージェントが書類選考を代行していることもあります。

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まとめ

以上、『面接確約』『書類選考なし』の企業は怪しい?ブラック?企業がいきなり面接を行う理由とはでした。

転職先の企業選びって慎重になりますよね。

口コミや『こんな求人はやめとけ』というようなWEBの記事、どんな情報を信じたらいいのか判断することって案外難しいと思います。

大切なのは、情報をそのまま鵜吞みにすることではなく情報をかみ砕いて解釈し、自分の知識として落とし込んだうえで判断できるようになることです。

なのでこの記事を読んでくださった人も、この情報をもとに『企業がどんな背景で書類選考を行っていないのか』を推測し判断してもらえればと思います。

また、このサイトではこの記事以外にも転職活動の成功をサポートする記事を掲載しています。

これから転職活動を始める方にオススメの記事をいくつか載せておくので、よかったら覗いてみて下さいね。

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この記事を書いたのは...

アジ

  • 1996年生まれ 愛知県在住
  • アパレル店員→採用コンサルタントへ転職
  • 2022年7月 採用コンサルタントとして独立
  • 転職希望者の相談実績:100名以上
  • 企業の採用サポート実績:30社以上

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