「ビジネススーツにリュックはダサい」
「仕事のスーツにリュックはマナー違反!」
こんな風な話を聞いたことありませんか?
でも街や電車で周りを見てみると、リュックを背負ったスーツのサラリーマンって沢山いますよね。
ビジネスシーンにおいて『スーツ×リュックサック』というスタイルはどうなのでしょうか?
実際、若いサラリーマンだけではなく、40代や50代のサラリーマンもリュックを使っています。(40代〜50代は一般的には会社での立ち位置も高いはずですよね。)
元々7年弱アパレル販売員として働き、その後採用コンサルタントとして企業の人事や転職希望者の相談に乗ってきた僕が、最初に結論を話すと『スーツ×リュックはアリ』です。
ですが、リュック選びや企業文化など、気を付けるべきポイントはいくつかあります。
今回はそんな『スーツ×リュック』で気を付けるべきポイントについて話していきたいと思います。
今回話す内容は以下の通りです。
この記事の内容
- スーツにリュックはアリ?ナシ?
- スーツにリュックを合わせるメリット・デメリット
- リュックを避けた方が良い場面
- ダサくならないスーツ×リュックの組み合わせ
- オススメのビジネスリュック
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スーツにリュックはアリ?ナシ?
最初にも話しましたがスーツ×リュックは基本的にアリです。
ですが、「スーツにリュック」を否定する方も一定数存在することは事実ですし、実際リュックを避けた方がいいシーンがあるのも事実です。
まずリュック否定派の良くある言い分としては、以下のようなものが挙げられるのではないでしょうか。
スーツにリュック否定派の意見
- ビジネスシーンにはカジュアルすぎる
- ドレスコード的にふさわしくない
- スーツの生地が傷みやすい
- スーツリュックはシンプルにダサい
ですが、現代においては『ビジネスリュック』を販売しているブランドも多く、確かに元々カジュアルなイメージのあるリュックも社会的にビジネスシーンでの使用が推奨されるようになっている風潮もあります。
ビジネスシーンにおけるドレスコードが徐々に緩和されてきている現在、スーツにリュックを合わせるスタイルもより受け入れられるようになっており、特にテクノロジー業界やクリエイティブ業界など、よりカジュアルな服装が許容される職場ではスーツとリュックの組み合わせが一般的な光景となりつつありますね。
また、リュックを背負う肩や背中が摩擦で生地が傷みやすいという理由もありますが、この点についてもスーツのメンテナンス次第でダメージを最小限に抑えることも可能です。
スーツにリュックを合わせるメリット
スーツにリュックには様々なメリットが存在します。
スーツにリュックを合わせるメリットは主に以下の2点です。
スーツにリュックを合わせるメリット
- パソコンや資料が多く収納できる
- 身体への負担が軽い
それぞれ解説していきます。
パソコンや資料が多く収納できる
一番のメリットはなんといってもパソコンや資料が多く収納できるということです。
ビジネスバックを利用していてパソコンや資料を入れてしまうだけでバックがいっぱいになった経験はありませんか?
リュックだと荷物に合わせて大きさも変更できるので収納の面で大きなメリットになります。
身体への負担が軽い
近年は資料を紙ではなく、データで持ち歩く機会が増えてきています。
データで持ち歩く場合、パソコンやタブレットなど電子機器を常にバッグに入れておく必要があり、その分荷物が重くなってしまいます。
そのような重い荷物を片手で持つと身体の片側だけに負担がかかります。
その点、リュックは両肩に掛けるので身体への負担は片手のバッグに比べて軽くなります。
両手があくのも地味に嬉しいですよね!
スーツにリュックを合わせるデメリット
否定派があげていたように、もちろんデメリットも存在します。
スーツにリュックを合わせるデメリットは主に2点です。
スーツにリュックを合わせるデメリット
- カジュアルに見られてしまう
- 周りへの気配りが必要
こちらもそれぞれ解説していきます。
カジュアルに見られてしまう
スーツにリュックという形そのものがカジュアルに感じる方は少なくないと思います。
その理由としてはリュックは本来ビジネス用ではなくアウトドア用に作られたもので、ビジネスシーンとはまったく別の場面で使用されてきたからです。
そのため、スーツにリュックを背負っている姿が、業界もしくは人によってカジュアルに感じられ、「ビジネスには合わない」と思われることがあります。
一部かもしれませんが、周りからの印象を考えるとデメリットになることがあります。
周りへの気配りが必要
満員電車内でリュックを背負う場合、周りへの配慮が必要になります。
自分では気が付きにくいですがリュックを背負っていると、人間一人分くらいのスペースを使用することになります。
満員電車や人の多い場所ではリュックを手に持ったり、抱え込むようにしましょう。
スーツ×リュックを避けた方が良い場合
基本的にリュック×スーツはアリと言いましたが、避けた方が良いシチュエーションもいくつかあります。
そのシチュエーションとは『入社したてのとき』と『客先への訪問』です。
このような場面ではスーツにリュックを合わせることは控えましょう。
基本的にビジネスシーンでのリュック使用がOKになってきた現代ですが、今この記事を読まれている人がスーツ×リュックを迷っているように、未だに賛否が分かれる状況ではあります。
そのため、自分がいいと思っても、相手に「失礼な人だ」「マナーがない」と捉えられてしまう可能性があります。
なので、入社したてでコミュニティの雰囲気がまだ掴めていないときや、少しでもネガティブになりえる要素をなくしておいた方がいい客先への訪問時などは、リスク回避の意味合いでスーツにリュックではなく通常のビジネスバッグを使用した方が良いでしょう。
楽天やAmazonなどであれば、とても安価にシンプルかつ使い勝手の良いものが売っているので、普段はリュックを使う場合でも1つは持っておくといいですね。
↓ オススメをいくつか載せておきます◎
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ダサくならないスーツ×リュックの組み合わせの方法
「スーツにリュック合ってなくない?」
「スーツにリュックは便利だけど見た目がダサい...」
そんな言葉が聞こえたなら、それはスーツに合うリュック選びができていない可能性があります。
ここからはスーツに合うリュックの選び方、ポイントについて3点話したいと思います。
リュック選びのポイント
- リュックのデザインの選び方
- リュックの素材の選び方
- リュックの価格選び
1. リュックのデザインの選び方
スーツにリュックを合わせる際、最も重要なポイントの一つがデザインの選び方です。
『シンプル』『ロゴの主張が少ない』『黒orネイビー』この3つの要素はしっかり押さえましょう。
年齢によってどのようなデザインを選ぶかも大切です。
40代や50代であれば、大人のビジネスマンに合うデザインのリュックを選びましょう。
また、これはスーツと合う合わないの視点ではありませんが、機能性も大切です。
パソコンや書類などを収納できるスペース、整理しやすいポケットなど、ビジネス用途に適した機能を備えたリュックを選ぶことが重要ですね。
2. リュック素材の選び方
素材は見た目と機能性の両方に影響を与える重要な要素です。
『キャンバス(コットン)』はNG、『ナイロン』『レザー』のどちらかがオススメです。
ナイロンは軽量でありながら高い耐久性と撥水性を持ち合わせているので、気を遣わずガシガシ使えるのが最大のメリットですね。
突然の雨や毎日の使用による摩耗にも耐えることができ、長期間の使用にも適しています◎
レザー素材は高級感と耐久性を兼ね備えており、デザイン的にスーツとの相性も抜群です。
レザーは時間と共に味わいが出るため、長く愛用することで自分だけの特別なアイテムに育てることができます。
手入れが面倒であったり、気を遣わず使用したいという人はフェイクレザー(合皮)を選ぶのもアリですね。
3. 価格選び
これは僕のアパレル経験に基づく私見になりますが、リュックもバッグ同様に価格がクオリティに直結します。
「仕事で使うものにそんな高額なものはちょっと...」
「シンプルなものならどれも変わらないでしょ」
確かに気持ちは分かりますが、少なくとも1万円以上のものを選ぶことをオススメします。
よく「できるビジネスマンは靴と時計にこだわる」と言いますが、僕はそれ以上にバッグ(リュック)にこだわった方が有意義だし実際メリットが大きいと思っています。」
それはシンプルに、リュックが時計や靴に比べて視界の内に占める割合が大きいものだからです。
普段の通勤時、靴と腕時計とリュック、他人から見てどれが一番印象に残るかと言ったらリュックですよね。
また、日常使いで一番機能性を実感できるのもリュックなのではないでしょうか。
そう考えると毎日使うリュックに投資するのも悪くないと思いませんか?
もし奮発して3万円のリュックを買ったとしても、3年使えば使用日数は約720日。
1日41.6円になります。
ちょっと手が出しやすくなりますよね。
ちなみに僕がオススメするスーツに合うビジネスバッグブランドは『TUMI』ですが、ここはあまりにもお高い...
定番のシリーズで約10万円~という価格帯なので、ビジネスリュックを使い慣れて、もっといいものが欲しくなったらボーナスで買うのもアリかもしれません◎
↓ もう少しお値打ちなもので、おすすめのリュックをいくつかピックアップしたのでよかったら参考にしてみて下さいね。
まとめ
以上、【スーツにリュックはおかしい?】ビジネススーツに合うリュックをプロの視点で解説します!でした。
最終的に、ビジネスシーンでスーツにリュックを合わせることは、機能性とスタイルのバランスを見つける旅です。
「○○さんらしい」と言われるようなスタイルを見つけることが大切ですし、ビジネスマンとしての個性にも繋がります。
機能性などの実用面だけでなく、あなたらしいアイコニックなアイテムにもなるような、そんな相棒リュックに出会えるといいですね◎
なお、このブログでは転職活動や仕事についての記事を他にもたくさん投稿しています。
転職活動や仕事探しでお悩みの方は『当サイトの問い合わせフォーム』でも受け付けているので、お気軽にご相談下さいね。
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