「学生バイトやインターン生のモチベーションを上げたい!」
「だけど今の若い人って何をモチベーションに頑張ってるんだろう...」
こんな悩みを持っている管理職の方や人事の方は多いのではないでしょうか?
僕は今まで様々な業界、職種の仕事に触れてきました。
その年代やポジションは幅広く、管理職や企業の代表と言った経営陣から、学生アルバイトやインターンと言った若年層までです。
その中で、この記事では『学生をはじめとする若者が仕事において何を大切にしているのか』について話していきたいと思います。
この記事で話す内容は以下の通りです。
よかったら最後まで読んでいってくださいね。
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学生バイトやインターン生が働く上で重視していること
正社員とアルバイト(インターン)では与えられる業務も責任も異なります。
それに伴って『どんなときに楽しさを感じるか』『どんな働き方がしたいか』なども異なってきます。
また、管理職や年齢の離れた正社員の方が若者目線を考えたところで実際の目線とは乖離が生まれることでしょう。
なので、実際の学生やインターン生の声をもとにしたリアルな声を伝えると、学生バイトやインターン生が働く上で最も重要視しているのは『働く環境』です。
とはいえ一口に働く環境と言っても抽象的でイメージするのが難しいですよね。
ここからは更に具体的に『どんな働く環境が求められているのか』について話していきたいと思います。
1.年齢や立場関係なく意見を言えるか
アルバイトやインターンを始めた当初は言われたことをこなすだけかもしれませんが、慣れてきて業務や業界全体が見えるようになってくると「ここってこうした方がいいんじゃないかな?」「これってなんでこうなってるんだろう?」と疑問や意思が沸いてくるようになります。
この『ハテナ』を吐き出しやすい環境があるということが大切です。
「立場が弱いから意見する場がない」「意見を汲み取ってくれる環境がない」というのは、働き手の自主性や愛社精神を育むのに悪影響を与えます。
実際に意見を取り入れられるかは重要ではありません。
ただ、年齢やキャリア、立場関係なく意見を発信できるという風通しの良さが、学生バイトやインターン生にとっては重要な要素になります。
更に言うと、学生目線から考えると『意見を求められる』と更に嬉しいかもしれませんね。
「対等に扱ってくれている」「自分の意見を必要としてくれている」というのは純粋に嬉しいですし、仕事への取り組み方も今まで以上に責任感を持って取り組んでくれることでしょう。
2.『頑張り』を評価してもらえるか
ここでの『頑張り』とは成果などの結果ではなく、努力や時間などの過程を指します。
『結果と過程のどちらを評価するか』というとき、社会人であれば結果が重要視されるという認識を持っていると思います。
ですが、学生の場合はそうとも言い切れません。
与えられる業務が大きな数字を伴わないことが多いというのもありますが、「どれだけ努力したか」「どれだけ時間をかけたか」の過程を見てほしいという傾向があります。(あくまで傾向です)
「学生バイト、インターンだからといって仕事を任せてるんだから数字で判断する」という管理者側の気持ちも分かりますが、その場合は『過程よりも結果にこだわる』というマインドを育てるところから始めるようにしましょう。
このマインドが最初から備わっているものとして接するのは、企業側の怠慢です。
ですがこの認識を持たず、最初から学生に社会人と同等の成果主義を求め、結果的に学生バイトやインターンのモチベーション低下に繋がっている企業が多いのも事実です。
学生バイトやインターンに対しては、きちんと過程も評価すること。
成果主義を求めるなら、成果主義を受け入れるマインドを育てるところから始めること。
これが大切なポイントです。
3.想定外、説明外の業務が頻発していないか
これは正社員でも同じことが言えますが、イレギュラーな対応が頻発するというのは従業員にとって多大なストレスを与えます。
特に、学生バイトやインターン生という立場にこのような業務が振られることが常態化すると、「なんでバイトなのにこんなことをしなきゃいけないの?」「これをしたとして昇給や賞与があるわけでもないし...」という不の感情を持たれてしまいます。
イレギュラーな業務や対応はなるべく正社員で完結させること。
もし学生バイトやインターンに任せる場合は、『なぜこの業務を任せるのか』『この業務を完遂することでどうなるのか』をきちんと説明し、腹落ちしている状態で臨んでもらえるようにしましょう。
学生バイトやインターン生のモチベーションを上げるための方法
ここからは、学生バイトやインターン生が何を重視して働いているかを理解した上で『どんな環境や方法でモチベーションを上げるか』という具体的な内容を話していこうと思います。
1.上司、管理職からコミュニケーションを図る風土を作る
正社員においても同様のことが言えますが、下の立場から上の立場の人にコミュニケーションをとることは緊張しますし、「話しかけてもいいのかな?」という不安感もあります。
特に学生バイトやインターン生のような非正規雇用の立場だと尚更その気持ちは大きいでしょう。
下記のようなコミュニケーションを心がけると良いですね。
僕も学生時代アルバイトの経験がありますが、正社員(大人)から何か意見を求められたりすると、「同じ目線で働けてるんだ」と嬉しくなったのを覚えています。
勿論、一人ひとりコミュニケーションに対する考え方は異なるので踏み込み具合は考える必要がありますが、上司側から積極的にコミュニケーションを図る姿勢は持つようにしましょう。
2.尊敬される大人でいる
学生バイトやインターンは社会人ではありません。
そして、学生からすると正社員(社会人)というのは頼りがいのある大人に見えるものです。
アルバイトを始めるにあたって、最初は時給や通いやすさなどを重視して選ぶ人も多いと思いますが、継続できるかどうかはその職場の環境や人間関係が1番重要です。
ただ「仕事内容が楽」「時給がいい」では継続はしてくれても、特別モチベーションが上がることはないでしょう。
ですが、「憧れの〇〇さんと働く」「尊敬できる人たちに囲まれて働く」という要素が加わるだけで仕事に対するモチベーションは一変します。
実際に皆さんが学生時代、アルバイト先でも同じように感じたことがありませんか?
あくまでビジネスなので金銭などの分かりやすいメリットで繋がるのは勿論なのですが、まだ若く社会に染まりきっていないからこそ、人と人の繋がりという感情の側面も重要視することが大切と言えるでしょう。
3.成果や目標設定を明確にする
「何を達成するためにどんなことをしてほしいのか」をまずは明確にしましょう。
学生バイトやインターン生に業務を任せるとき、それほど重要じゃない業務だからと言って「これをしてほしい」だけを伝えていませんか?
それではなかなかモチベーションは上がりません。
業務を任せる際は『その業務の目的や意図』と『なぜ〇〇さんに頼むのか』という理由までセットで話せるとベストでしょう。
頼られているという責任感と、その業務のゴールが明確になることで視界がクリアになり、モチベーションアップに繋げることができます。
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まとめ
以上、『学生バイトやインターン生のモチベーションを上げる3つの方法』でした。
年代も環境も異なる学生バイトやインターン生の感情の機微を知ることって難しいですよね。
ですが、この記事を読んでいる方々はそんな中でもどうにかモチベーションを上げようと、目線を合わせたり学生側の立場に立って考えようとしている方々です。
その姿勢を持てている時点で自分を客観視できており、学生をはじめとする若年層に対しても真摯に向き合えていると思います。
その姿勢と、今回話した具体的な方法を取り入れれば、間違いなくモチベーションの向上に繋がることでしょう。
この記事を通して、企業の課題解決の手助けになれば僕も嬉しく思います。
なお、このサイトでは、この記事以外にもコスパ良く採用活動を進めるポイントや、採用課題解決のサポートになる記事を投稿しているので、よかったら覗いてみて下さいね。
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