「採用活動を無料で始めたいからAirワークを使いたい！」
「だけどアカウント開設したのに一向に会社情報の確認が終わらなくて求人を掲載できない...」
こんな悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか？
実際2024年10月現在、数ヶ月間下記のように会社情報の確認が完了せず、求人が掲載できないというケースもあるようです。
今回は、そんなAirワークで求人の掲載ができず困っている企業(採用担当者)に向けて、『どうすれば会社情報の確認を完了し求人の掲載ができるようになるのか』について話していきたいと思います。
今回話す内容は以下の通りです。
この記事の内容
- Airワークとは
- Airワークで求人を掲載する方法
- 会社情報の確認が完了しない理由
- 会社情報の確認が完了しないときの対策
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Airワーク(エアワーク)とは
こちらの記事でも話していますがAirワーク(エアワーク)はリクルートグループが運営する採用管理システム(ATS)です。
求人原稿の作成や応募者管理、求職者とのメッセージ機能などが揃っており、それらを完全無料で利用できます。
エアワークを使えば、簡単に自社の採用サイトを立ち上げることができ、そのサイトに掲載した求人は求人検索エンジンであるindeedにも連携され、掲載することが可能です。
また、インディード以外にも「求人ボックス」「Google仕事検索」など、他の求人検索エンジンにも自動連携されるので、多くの求職者へのリーチが期待できます。
ただ市場としてインディードが飛びぬけて活発なため、応募のほとんどはインディードからの流入になるケースがほとんどです。
そのためエアワークで高い成果を出すためには、インディードに掲載すること、インディードで応募効果を高めること、この2点が極めて重要になってきます。
インディードの無料掲載で応募効果を高めるためのポイントをまとめた記事も書いているので、よかったらご覧ください。
【関連記事】
【無料掲載でも大丈夫】インディードで無料で応募獲得するためのコツ
Airワークで求人を掲載する方法
Airワークを利用すると、アカウントの開設から最短で数時間で求人を掲載することができます。
ただし求人を掲載するには、アカウント開設直後の『会社情報の確認』が完了しなければいけません。
ここでは登録した住所が法人登記時の所在地と相違がないか、代表者の氏名に相違がないかなど、主に企業情報が正確かどうかを確認されています。
また、Airワークは株式会社リクルートが運営しているサービスのため、過去にリクルート社のサービスを利用したことがあるかどうか、料金の未納や規約違反の履歴がないかどうかなども確認されていると思われます。
本来この『会社情報の確認』はアカウント開設から数時間～数日で完了します。
ですが2024年7月あたりから審査に時間がかかるようになりはじめ、時には数ヶ月経っても確認が終わらないというケースが起こり始めました。
実際にリクルート社からも2024年7月12日に『審査に時間がかかっている』という旨のアナウンスがされていますね。
ですがどのアカウントも確認に数ヶ月かかっているわけではなく、アカウントによっては数日で確認が完了し、求人を掲載できているようなんです。
ではすぐに確認が完了するアカウントと、数ヶ月経っても審査が終わらないアカウントは一体何が違うのでしょうか？
ここからその違いについて話していきたいと思います。
会社情報の確認が完了しない理由と対応方法
ここからが今日の本題です。
アカウント開設から数日以内に会社情報の確認が完了しない場合、いくつかの理由が考えられます。
主に下記の理由であることが多いでしょう。
会社情報の確認が終わらない主な理由
- 入力情報に不備がある
- 求人原稿が作成されていない
- リクルート社のブラックリストに載っている
- 代理店担当者が紐づいておらず審査が後回しにされている
1.入力内容に不備がある
最も確率の高い理由がこちらです。
冒頭でも話しましたが、登録した住所が登記の所在地と異なっていたり、代表の氏名が異なっていたりすると審査は完了しません。
登録内容に不備があった場合には、登録メールアドレス宛に『内容に不備があるので修正してください』という旨のメールが届きます。
そういったメールが埋もれていないか一度確認してみましょう。
そういった不備で会社情報の確認が中断している場合にも管理画面の表示は『会社情報を確認中のため求人を掲載できません』から変わりません。
審査が進んでいるのか止まっているのかの判断ができない状態になってしまうため、メールフォルダを見返しメールが届いてなければこれから話す他の理由が当てはまってないかを確認し、問い合わせる必要があるでしょう。
2.求人原稿が作成されていない
アカウントを開設した状態で何も触らず放置しておくと会社情報の確認が進まない可能性があります。
公開はできませんが求人原稿の作成は行っておきましょう。
以前は求人原稿を作成しなくても会社情報の確認が完了していました。
ですが2024年7月以降、会社情報の確認が遅いアカウントの運用者が問い合わせを行った際、「求人票を作成しておくように」と指示を受けたという事例がありました。
リクルート社から会社情報の確認手順や内容などは開示されていないため確実な理由とは言えませんが、求人原稿を作成することで「この企業がどんな求人を掲載したいのか」「登録された事業内容と辻褄が合っているか」などの観点でもリクルート社が会社情報を確認する1つの要素となっている可能性があります。
3.リクルート社のブラックリストに載っている
これまでにリクルート社のサービス(リクナビNEXTやタウンワークなど)を利用したことがあり、その際にトラブルや問題が起こっていた場合、Airワークの利用許可が下りない場合があります。
Airワークは利用規約上、アカウント開設後、会社情報の確認が完了次第利用開始となります。
そして、会社情報の確認段階でリクルート側がサービスの利用を拒否する権利があるため、アカウントの開設ができてもサービスの利用ができるとは限らないのです。
この場合はアカウントを再開し、Airワークを利用するのは難しいでしょう。
類似サービスでもあるengage(エンゲージ)などの利用をおすすめします。
4.代理店担当者が紐づいておらず審査が後回しにされている
Airワークのアカウントにはそれぞれ代理店担当者を紐づけることができます。
ただし代理店などを通さず自主的にサービスサイトからアカウント開設を行うと、代理店担当者が紐づいていないアカウントになり、代理店担当者が紐づいているアカウントより会社情報の確認が後回しにされる傾向があります。
実際、会社情報の確認が数ヶ月終わらないアカウントは全て代理店が紐づいておらず、問い合わせると『代理店を紐づけることで審査が早くなる』と返答があった事例もあるため、最も確実に効果のある対応だと言えるでしょう。
Airワークへの問い合わせ方法
Airワークの問い合わせ窓口は公表されており、メールもしくは電話で問い合わせることが可能です。
電話の場合、音声案内ではなく直接窓口の担当者と話すことができるため、簡潔に要件を伝えることができるでしょう。
【問い合わせ先】 株式会社リクルート Airワーク 採用管理 （バージョン2.0）ヘルプデスク 電話番号：0120-205-127（平日9:30～18:00） メール：airwork_rct_support@airwork.r.recruit.co.jp
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まとめ
以上、Airワークの『会社情報を確認中のため求人を掲載できません』の対処法を解説！今すぐ求人を掲載するには？でした！
「採用活動をいち早く始めたい！」「無料で採用活動を行いたい」そんな企業にとってAirワークはとても心強い味方です。
上手く活用すれば無料で何名もの採用を行うことだってできます。
ただ一方で、大きな経営母体の会社が運営しているからこそ、ちょっとした対応に時間がかかったり、進捗の共有がもらえず「今どうなってるの？」と不安に駆られることもしばしば...
サービスの利用がなかなか開始できないというのはその最たる例になるでしょう。
今回の記事が少しでもAirワークを活用して採用活動を行いたい企業の手助けになれば僕も嬉しいですね。
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また、自社で求人運用を本格的に分析する工数が取れない場合は、専門の知見のある人に外注するのも有効です。
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では、無料相談も行っているので、一度問い合わせして相談してみるだけでも価値はあると思います◎
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この記事を書いたのは...
アジ
- 1996年生まれ 愛知県在住
- アパレル店員→採用コンサルタントへ転職
- 2022年7月 採用コンサルタントとして独立
- 転職希望者の相談実績：100名以上
- 企業の採用サポート実績：30社以上