求人に応募が全然来ない...
修正箇所が分からない...
こんな悩みって、求人媒体を使って採用活動を行っている企業なら誰もが抱える悩みですよね。
でも、
「どんな求人票が魅力的なんだろう」
「どこを修正すればいいんだろう」
「自社の魅力をもっと伝えるには...」
など、考えてみてもなかなか成果に繋がらないこともしばしば...
実際、人の感情を相手にするものなので、成果を出すのは簡単ではありません。
今回は、採用コンサルタントとして多数の企業の採用活動をサポートしてきた僕が、求人票の修正で気を付けるべきポイントについて解説します。
この記事の内容は下記の通りです。
この記事を通して、求人票の応募効果についての悩みが少しでも解消されれば僕も嬉しいですね。
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求人票を修正するべきタイミングとは
まず初めに、求人票の修正を適切なタイミングで行えているかから見直していきましょう。
修正タイミングの精度が低ければ、正確な応募効果が図れていない状態で求人票を変更してしまうことになります。
正確な応募効果を測った上で適切な修正ができるよう、まずは求人の修正タイミングから解説していきます。
結論から話すと、求人票の修正タイミングは掲載から2週間を目安にすると良いでしょう。
2週間目安の理由としては、求人サイト内の求職者の入れ替わり周期ですね。
一般的に求職者が求人サイトを回遊する期間は2週間~4週間と言われています。
その周期をなぞりつつ、最短期間の2週間で修正を行うのがオススメです◎
求人票の修正で気を付けるべきポイント5選
では、ここからは具体的に求人票を修正する上で気を付けるべきポイントについて話していきます。
僕は現在、採用コンサルタントとして多数の企業の採用課題解決をサポートしています。
その中で「応募が来ないのを何とかしてほしい」というオーダーも数多くいただきました。
そのときの成果の一例も載せておきます。
- 数ヵ月に1件応募があるかないかの現場作業(正社員) → 平均応募数(月間)5~7件へ
- スタートアップの有料職業紹介企業(事務・営業職) → 平均応募数(月間)300~500件へ
求人票を見直すだけでこれだけの応募効果改善が見込めます。
ここからは僕が求人票の修正で気を付けているポイントを5つ紹介しますね。
訴求ポイントを増やし過ぎていないか
「これも伝えたいし、これも強みだし、これも強調したいし...」
求人票を作るとき、こんな風に考えていませんか?
確かに求職者に対して求人内容を魅力的に見せることは大切ですが、これでは情報量が多すぎて読みにくい求人票になってしまいます。
推したいポイントが沢山あったとしても、1つの求人票で訴求するのは3つまでに絞ることをオススメします。
「いいところは多い方がいいじゃん!」と思うかもしれませんが、意外と反対なんです。
例えば居酒屋でも、「唐揚げも餃子も串揚げもサラダも刺身もオススメです!」って言われるより、「うちは餃子と唐揚げがオススメです!」って言われる方が印象に残りませんか?
これと同じように、訴求ポイントを絞ることがかえって印象に残る求人票になります。
画像が求人内容とマッチしているか
ほとんどの場合、求人票には画像もセットで設定していると思います。
その画像、求人内容とマッチしてますか?
ワークライフバランスを謳っているなら家でのんびりしている画像。
現場仕事でバリバリ働く男性を求めているならガッシリした男性のモデル。
キレイで快適なオフィスを謳っているなら、それが分かるオフィスの画像。
このように、きちんと求人内容と画像をリンクさせることが大切です。
求職者は、求人票の些細な違和感や不信感で応募の手を止めてしまいます。
求職者にストレスなく求人票を読んでもらうためにも、画像と求人内容はリンクしたものにしておきましょう。
採用したい人物像に合った求人になっているか
求人票の軸にする訴求ポイントを決める際、『採用したい人物像に刺さる訴求ポイントであること』を重視しましょう。
例えば、泥臭くバリバリ活動するタイプの営業を採用したいとき、『ワークライフバランス』や『年間休日』などを訴求ポイントにすると、求めているものと異なる層の応募者が増えてしまいます。
このような人物像を募集したいなら、訴求ポイントは『成果を給与で反映』や『キャリアアップ』などがオススメです。
これも前のポイントと同じように、求人票の一貫性を高めるためのポイントですね。
文章量は適切か
求職者に魅力を伝えたいあまり、1文が長文になっていませんか?
いかに内容が詰まっていても、何行にも連なっている文章を求職者は読んでくれません。
求職者が求人票を見るとき、最初に見るのは全体の雰囲気と要点だけです。
そこで興味を持った企業に関しては、求人票の細部を読み込んだり、HPの確認といった次のアクションに移ります。
そのため、文章量の多い求人票は最初の段階で興味を持たれにくく、そもそも詳細まで読み込んでもらえないという結果に繋がりやすいのです。
僕の経験上、1文の目安は最大30文字程度。
+句読点や改行も使い、読みやすい文章を心がけましょう。
具体例が盛り込んであるか
入社後や将来のイメージが沸く求人内容になっているかも重要なポイントです。
「この会社に入ったらこうなれる!」
「将来的にこんなことができる!」
というのは、中長期的に腰を据えて働きたい人は必ず重視するポイントです。
入社後の姿が想像しにくかったり、キャリアアップがイメージできない企業へは応募しづらいですよね。
「うちに入社したらこんなことができますよ!」
「こんな風になれますよ!」
と、入社後の姿や将来的なビジョンが開示されている求人票を心がけましょう。
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まとめ
以上、求人票に応募が来ないときに見直すべきポイントでした。
求人って本当に難しいですよね。
冒頭にも書きましたが、人の感情を相手にするものなので、明確な正解はありませんし、暗闇の中を模索するようなものです。
ですが、僕も30社以上の採用サポートをする中で傾向や対策はある程度できると感じています。
今回の記事を通して、少しでも多くの企業の採用課題解決の手助けになれば僕も嬉しいですね。
このサイトでは、この記事以外にもATSを活用するためのポイントや採用課題解決のサポートになる記事を投稿しているので、よかったら覗いてみて下さいね。
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