求人運用マニュアル

【無料で使える】現役採用コンサルがオススメする採用管理ツール(ATS)はコレ!

2023年8月26日

当記事ではアフィリエイト広告を利用しています

最近では、既存の求人サイトに頼らず採用管理システム(ATS)を活用し、求職者の募集をする企業が増えていますよね。

僕も採用コンサルタントとして企業の採用支援を行うとき、ATSの活用はマストです。

そして、実際にATSを上手く活用すれば、従来の求人サイトにかける広告費よりも遥かに低コストで採用を行うことができます。

では、どんなATSを選ぶべきなのでしょうか?

無料のものから月額10万円以上の高額なものまで様々な種類のATSが流通している今、どれを選ぶべきなのか分からないという人も多いんじゃないでしょうか。

結論、

求人募集で成果を出したいなら無料のものでOKです。

※ちなみに採用に特化した自社サイト構築システムはATSではなくCMSと呼びます。とはいえ現状ではATSという呼び名でひとくくりにされることが多いのでATSとして進めますね。

その他に、「応募者の管理を分かりやすくしたい」「詳細な数値管理をしたい」なども求めるのであれば有料の方がオススメです◎

なので、今回は『求人募集の効果』に絞って、オススメの無料ATSを紹介しようと思います。

自己紹介

アジ

  • 1996年生まれ 愛知県在住
  • アパレル店員→採用コンサルタントへ転職
  • 2022年7月 採用コンサルタントとして独立
  • 転職希望者の相談実績:100名以上
  • 企業の採用サポート実績:30社以上

~ 無料プランニング実施中 ~

そもそも採用管理システム(ATS)って?

採用管理システム(ATS)とは、Applicant Tracking Systemすなわち採用業務に関する情報を一括にまとめて管理するためのシステムのことです。

現在様々な企業がATSを販売しており、有名なものだとリクルートの『Airワーク』ビズリーチの『HRMOS(ハーモス)採用』などがあります。

種類は様々ですがATSの主な機能はどれも似ています。

ATSの主な機能

  • 求人票の作成→indeedなどへの掲載連携
  • 応募者の個人情報管理
  • 応募者とのメッセージ機能
  • 選考状況の一元管理 
  • 採用数値のグラフ化 など

ATSには無料のものから有料のものまで色々ありますが、金額が上がると管理画面の使い勝手や機能がアップデートされていくイメージになります。

ですが応募獲得に特化して見ると、必要なのは『求人票の作成→indeedなどへの掲載連携』とそれに付随する機能です。

この機能は無料のATSでも完備されていることが多いので、応募獲得に特化したATS活用に関しては無料でも可能いうことになります。

無料のオススメ採用管理ツール(ATS)3選

ここからは、『求人募集』の効果に特化した視点でオススメのATSを3つ紹介したいと思います。

これから紹介するものは、どれも採用コンサルタントとして僕が運用したことがあるATSです。

実際に運用した中で感じた、それぞれのオススメポイントなども紹介していきますね。

1.Airワーク(エアワーク)

Airワークは株式会社リクルートが運営する完全無料で利用できる採用管理サービスです。

ATSの中では恐らく一番有名なサービスなので、知っているもしくは使用している企業も多いのではないでしょうか。

エアワークの最大の魅力は『手軽さ』です。

アカウント開設も10分程度ででき、「採用サイトを立ち上げたい!」「求人を出したい!」と思ったその日に求人の掲載ができます。

応募発生時の送付メール内容を変更したり、応募者とのやり取りなどの機能も付属しているなど、突出した何かがあるわけではありませんが、人材領域において最大手のリクルートが運営しているだけあって、シンプルで使いやすいATSになっています。

1つ不便な点を挙げるとすると、無料ATSなので仕方ないことですがCSVでの求人管理ができないので大量の求人を扱う場合は1つ1つ手作業になり、工数がかかるというデメリットはありますね。

2.engage(エンゲージ)

エンゲージはエン・ジャパン株式会社が運営する採用支援ツールです。

こちらもエアワーク同様、人材業界の大手企業が運営しており、安定感と安心感のあるサービスが特徴です。

エンゲージの最大の魅力は、求人サイト『エンゲージ』にも求人が掲載されることです。

基本的にATSに掲載した求人が掲載されるのは、求人検索エンジンと呼ばれるサイトです。

主要な求人検索エンジン

  • indeed
  • 求人ボックス
  • スタンバイ など

これらの掲載先は、ほとんどのATSで変わらず連携されます。

ですが、エンゲージはこれらの求人検索エンジンに加え、自社で運営している求人サイト『エンゲージ』にも求人が掲載されます。

『エンゲージ』は2022年5月時点で会員数120万人を突破しており、求人サイトとしてのパワーも十分見込めます。

このような求人サイトにも掲載が連携しているのは他のATSと比べて、求職者への露出という面でかなり有利ですよね。

ただ、エンゲージも実際運用してみて「ここがちょっと不便だな...」と感じる部分もあります。

1つはエアワークと同様にCSVでの求人管理ができないこと。

もう1つは、『求人を掲載する際に1度エンゲージ側のチェックが入るため、掲載までにラグがあること』です。

具体的には数時間~2日程度で審査は完了しますが、エンゲージは求人掲載に関してルールやチェック体制が厳格なイメージがあります。

なので、リアルタイムで柔軟に運用をしていきたいという場合には、他のATSの方が相性はいいかもしれませんね。

Q-mate(キューメイト)

キューメイトは株式会社クイックが運営する採用・求人管理システムです。

ここまで2つのATSを紹介してきましたが、

僕が実際に採用コンサルタントとして企業に導入を進めるATSはこの『キューメイト』です。

エアワークやエンゲージjと比べると、ATSそのものや運営会社の知名度もやや下がりますが、基本的な性能は押さえており、使い勝手も良いATSになっています。

キューメイトが突出して優れている点は2つであります。

1つは、CSVでの求人管理ができること

この機能があるだけで求人内容の修正や管理が格段に楽になり、運用工数が大幅に削減できます。

CSV機能は、ATSの中でも『採用係長』『トルー』などの有料ATSの標準機能であり、無料ATSで導入されているのは僕が知る限りキューメイトだけです。

もう1つのポイントは、応募効果の検証ができることです。

キューメイトでは、掲載した求人1つ1つの様々なデータが測定できます。

検証できる項目

  • PV数
  • 応募フォームまでの到達数
  • 応募数
  • 応募者の性別
  • 応募者の年代
  • 応募者の流入経路(indeedなど)

これらの機能を無料で使えるATSは正直他に思いつきません...

採用支援を行う身として、企業にとってこれほど心強いツールは他にないと思います。

ちなみに、そんないいことづくめのキューメイトですが、こちらもデメリットはあります。

1つは、無料期間が1年ということです。

2年目以降は月額5万円となります。

ですが、正直月額5万円以上の価値はありますし、お試しで1年間使えると思えばありがたいですよね。

もう1つは、アカウント開設に時間がかかることです。

キューメイトはエアワークなどと違い、アカウントの作成が自分ではできません。

→申請フォームから申請

→審査後、メールにてお申込書を送付(クイック側)

→お申込書に記入して返信(こちら)

→アカウント発行(クイック側)

→利用開始

といったフローになるので、「すぐに募集を始めたい!」と思っても即日というわけにはいきません。

だいたい、申請から2~3日程度でアカウントを発行してもらえるイメージです

キューメイトを使って、求人募集を行う際は予め余裕をもって動くことをオススメします。

\ 副業で広告運用を学びたいなら『年収チャンネル』でお馴染みのココがオススメ! /

まとめ

以上、『現役採用コンサルがオススメする採用管理ツール(ATS)について』でした。

今の求人市場を考えると、indeedなどの求人検索エンジンを上手く活用することは企業の命題です。

そして、求人検索エンジンでの効果を最大化するためには、ATSの活用が不可欠でもあります。

もし今ATSの導入を検討していて、「どのATSがいいのか分からない...」という人は、この記事を参考にしてみて下さい。

このサイトでは、この記事以外にも企業の採用課題解決をサポートする記事を投稿しています。

この記事を読んでくださった方にオススメの記事をいくつか載せておくので、よかったら覗いてみて下さいね。

なお、採用方針や採用コストでお悩みの方は『当サイトの問い合わせフォーム』や『TwitterのDM等』でも受け付けているので、お気軽にご相談下さいね。

-求人運用マニュアル
-,