求人運用マニュアル

【年間契約はNG?求人媒体に長期掲載するメリットとは】注意点やポイントも解説!

2023年12月12日

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求人媒体の掲載を検討しているとき、媒体側から「年間契約(長期契約)してくれたらこれくらいお安くできますよ」と打診されることがあると思います。

「確かに安くなるけど採用活動をそんなに長期的に続けるかどうか...」

「効果が出るか分からないのに長期契約は...」

と、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、『求人媒体の長期契約は本当にお得なのか』『本当にメリットは多いのか』について話したいと思います。

自己紹介

アジ

  • 1996年生まれ 愛知県在住
  • アパレル店員→採用コンサルタントへ転職
  • 2022年7月 採用コンサルタントとして独立
  • 転職希望者の相談実績:100名以上
  • 企業の採用サポート実績:30社以上

この記事で話す内容は以下の通りです。

よかったら最後まで読んでいってくださいね。

この記事の内容

  • 求人媒体の長期契約はしない方がいいのか
  • 長期契約のメリットとデメリット

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求人媒体の長期契約はしない方がいい?

結論から話すと、求人媒体の長期契約は基本的には避けた方が良いでしょう。

理由はいくつかありますが、ざっくり言うと『効果が出るか不確定な要素が多すぎるから』です。

求人媒体や求人市場というのは、経済状況やトレンドによって大きな波があるものです。

テレビCMなどを使って急に勢いのある求人媒体が台頭してきたり...

コロナウイルスのように突発的な要因で求人市場が一転したり...

更に、1年を通して求人市場が活発になる時期(応募が獲りやすい時期)と閑散期(応募が獲りにくい時期)もあります。

そういった傾向やリスクも柔軟に対応しながら求人活動を進めることが大切だと思うので、僕は1年間同じ媒体に同じプランで掲載をし続けるよりも、その時々に応じてベストな求人媒体やプランを選択することが大切だと考えています。

とはいえ、長期契約にも勿論メリットはあります。

ここからはメリットとデメリットについて話していこうと思うので、長期契約を考えている方はこれから話す内容を参考に検討してみてはいかがでしょうか。

長期契約のメリットとデメリット

僕の個人的な見解ですが、基本的には長期契約はオススメしません。

ですが、長期契約にもいくつかのメリットがあり、そのメリットが会社にとって大きなものであれば長期契約するという選択肢もアリでしょう。

まずは長期掲載のメリットについて話していきますのでよかったら参考にしてみて下さい。

1.料金が安くなる

長期契約の最大のメリットはここです。

例えば単月契約なら月10万円の年間120万円だったとして、「1年間の長期契約なら年間100万円になりますよ」というように金額を調整してくれます。

値下げの金額感は媒体や代理店ごとに異なりますが、大体相場としては単月契約の20~40%OFF程度になることが多いでしょう。

なので、使ったことのない媒体をいきなり長期契約するのはオススメしませんが、単月契約などで継続的に利用していて年間の応募効果や傾向が掴めている求人媒体であれば、少ないリスクで安価に媒体を利用できるため、長期契約の選択もアリだと思います。

2.データが蓄積され分析・検証の精度が高まる

中長期的に1つの媒体を運用することで、その媒体の知見が深まるだけでなく『どこをどうすれば効果が出るのか』が見えやすくなってきます。

また、求人媒体の担当者との関係性も深まるため、媒体社側の知見やデータを活かして更に高精度な検証も可能になるでしょう。

求人媒体で効果を高めるには分析と検証は欠かせません。

単月掲載でも検証は可能ですが、参考にできるデータが少なかったり、修正後のデータを拾うには期間が短すぎることも...

その点、長期掲載をして様々なタイミングやシチュエーションでの求人データが取れれば、今後どのような媒体を利用する際にも活かすことができるため、純粋な応募効果以外の面でも価値を得ることができるでしょう。

長期掲載のデメリット

ここからは反対にデメリットについてお話ししていきます。

前述したメリットと今から話すデメリットを比べた上で長期契約の判断材料にしてみて下さいね。

求人媒体に限らずですが、長期契約の最大のデメリットは『突発的なアクシデントに対応できない』ということです。

最初にも話しましたが、特に求人市場というのは浮き沈みの波が大きく、ちょっとした情勢やトレンドで大きな変化が起こります。

求人市場という外的要因で応募効果が下がることもあれば、充足して求人を出す必要がなくなるなどの内的な要因で求人掲載の必要性自体がなくなることもあるかもしれません。

そのような様々な可能性を考慮すると、1年などの長期契約を結ぶことはリスクが高いと判断することもできるでしょう。

下記に『長期契約を後悔するケース』をまとめたので、よかったら参考にしてみて下さい。

長期契約を後悔するケース

  • 思っていた応募効果が得られない
  • 運営企業・代理店の対応が悪い
  • 途中で求人を掲載する必要がなくなった
  • もっとコスパの良い求人媒体が見つかったがこれ以上予算を割けない

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まとめ

以上、【年間契約はNG?求人媒体に長期掲載するメリットとは】でした。

深く考えずに求人媒体を長期契約して後悔するというのは、求人掲載を始めたての企業で案外よくあることです。

僕自身採用コンサルティングとして支援させていただいた企業の中にも、「〇〇を長期契約しちゃってて新しい求人媒体は来年にならないと導入厳しいかな...」と、求人効果が振るわず、新しい施策を考えたいものの割ける予算がなくて手詰まりになっている。というケースが何度もありました。

勿論、長期契約の全てが悪いわけではありません。

ですが長期契約を検討する際には、きちんとメリットとデメリットを天秤にかけた上で判断する必要があります。

その判断材料の1つとしてこの記事を参考にしていただけたら嬉しいですね。

このサイトでは、この記事以外にも採用課題解決のサポートになる記事を投稿しているので、よかったら覗いてみて下さい。

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