転職エージェントから紹介された企業のホームページを見たら同じ採用情報が載っていた。
このとき、「エージェント経由で応募するのと、企業ホームページから直接応募するのどちらがいいんだろう？」と考えたことありませんか？
転職エージェントと企業ホームページから直接応募するのでは、それぞれにメリットががあります。
今回の記事ではその内容について話していきたいと思います。
今回の記事で話す内容は以下の通りです。
この記事の内容
- 転職をする際の主な応募方法
- 応募の経路で採用される確率は変わるのか
- 企業HPから応募するメリット
- 転職エージェントから応募するメリット
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転職をする際の主な応募経路
転職を進めるにあたってまずは転職をしたい会社を探して応募をする必要があります。
主な求人への応募方法は下記2点になります。
主な求人への応募方法
- 企業サイトに掲載されている求人に直接応募する
- 転職サイトやエージェントを利用して求人に応募する
どちらも求人に応募すること自体は変わりませんが応募までのプロセスが変わります。
直接応募は検索エンジン上から自分で転職したい企業のホームページを探して、採用情報からメッセージや書面を郵送する方法になります。
対して、転職サイトや転職エージェントを利用する場合は、転職サイトを通して転職したい企業を探して応募します。
応募をする際も自分が直接送るのではなく転職サイトやエージェントを通して応募を行います。
応募の経路で採用される確率は変わるのか
結論、応募経路によって採用確率は変わることがあります。
ただし、企業ホームページから直接応募と転職サイトや転職エージェントからの応募のどちらの方が採用確率がアップするかというのは一概には言えず、人によって変わります。
「とにかく入社することがゴールなのか」「少しでも高待遇で入社することが大切なのか」など、どんな点を重要視しているかによってもどちらの応募経路で臨むべきかが変わってきますね。
これからお伝えするそれぞれのメリットを参考に、自分ならどちらの応募経路を選ぶべきなのかを考えてもらえたらと思います。
企業ホームページから直接応募するメリット
一般的には転職活動の際、企業ホームページからの直接応募ではなく求人サイトや転職エージェントを活用して企業に応募する人が多いのではないでしょうか？
ですが、企業のホームページを見てみるとかなりの確率で『採用情報』として求人ページが設けられていますよね。
僕も人材業界に入るまでは、「こんなページ見る人いるのかな」「ここから応募する人いるのかな」と思っていたのですが、企業側の意図を考えると、企業ホームページから応募するメリットもあります。
企業ホームページから応募するメリット
- 企業が採用コストを抑えられる
- 志望意欲が高いと感じてもらいやすい
- 転職を自分のペースで進めることができる
以下で解説していきます。
1.企業が採用コストを抑えられる
『企業ホームページから直接応募すると採用されやすい』という説が流れているのはこれが最も大きな理由です。
「人材を採用するのにはお金がかかる」と言われていますが、具体的に言うと『求職者を集める広告宣伝費』が採用活動における最も大きなコストです。
転職エージェントであれば1名採用したらその人の年収の20～35％を手数料でとして転職エージェント会社に支払います。
そのため、転職エージェント経由の応募者を選考するとき、企業は応募者に対して「この人を採用すると〇〇万円の費用が発生するけど、その費用に見合う人材なのか」という視点も考慮します。
一方で、企業ホームページであれば採用コストはかかりません。
そのため選考時の「この人を採用すると〇〇万円が～」という懸念自体がなくなります。
なので「〇〇万円払って採用するのは難しいけどコスト掛からずに採用できるなら欲しい」「コストを掛けずに採用できるなら経験が少ないor未経験でも採用してから育てよう」という判断にもなりえるため、経験が薄かったり、スキル感に自信のない人は企業ホームページから直接応募すると良いと言えるでしょう。
ただし、エージェントで行ってもらえるような面接対策などはないので、書類作成や面接練習は自分でしっかり行うようにしましょう。
書類作成や面接対策に役立つ記事を載せておくので、よかったらこちらも参考にしてみて下さいね。
【関連記事】
『就活でも転職でも使える志望動機の書き方マニュアル完全版！』
2.志望意欲が高いと感じてもらいやすい
企業ホームページからの直接応募というのはそれほど多くありません。
転職エージェントや求人サイトを活用している企業なら尚更です。
だからこそ企業ホームページからの直接応募というのは採用担当者の目を惹きますし、転職エージェントや求人サイト経由の応募者というのは複数の企業に同時でエントリーを進めていることが多いため、その点企業ホームページからの応募者には「結構うちへの志望度は高いのかな？」と思われやすい傾向にあります。
実際、それほど興味を持っていない企業や滑り止めとしてエントリーする企業のホームページや情報ってそこまでしっかり読み込む人は少ないものです。
企業ホームページからの直接応募は「この人、うちのホームページをしっかり見てくれた上で応募してくれたんだな」と前向きに捉えてもらえるでしょう。
求人サイトなどにも掲載している企業の場合、基本的には求人サイトの情報の方が新しいため、そちらが正しいことがほとんどです。
もし、求人サイトなどの求人内容と相違があれば事前にまとめておき、面接時などに質問するようにしましょう。
3.転職を自分のペースで進めることができる
企業ホームページから直接応募する最大のメリットは、自分のペースで転職活動を進められることです。
一方で、転職サイトや転職エージェントを利用すると、多くの求人が目に留まるため、志望度がそれほど高くない求人にも応募してしまいがちです。
その結果、志望動機の作成や面接準備に時間を取られてしまい、気づけば忙しさに追われることになります。
これに対して企業ホームページからの直接応募では、自分で求人を探す手間がかかるものの、その分応募数は少なくなる傾向があります。
そのため、1つの求人に集中し、より丁寧に書類作成や面接準備を進めることが可能です。
ただし、前述の通り、応募できる企業が限られる可能性があるため、常に求人情報を探しておくことが重要です。
転職エージェント経由で応募するメリット
ここまでの内容を踏まえると「企業ホームページから直接応募する方がいいじゃないか」と感じるかもしれませんが、転職エージェント経由で応募するメリットもあります。
ここからは『転職エージェント経由で応募するメリット』について話していきますね。
転職エージェント経由で応募するメリット
- 給与や待遇の交渉をしやすい
- 転職活動における面倒な工数を任せることができる
- 転職活動のフィードバックを受けることができる
以下で解説していきます。
1.給与や待遇の交渉をしやすい
転職エージェント経由での応募の場合、企業とのやりとりは転職エージェントが行ってくれるため、給与や待遇の交渉をしたいときには転職エージェントに行ってもらうことが可能です。
応募している企業に直接交渉するのは気が引けるという人も多いですよね。
給与や待遇面等の言いにくいことも転職エージェントを挟めば正直にやり取りしやすいですし、転職エージェントであれば交渉自体にも慣れているため交渉を成功させるためのポイントを掴んでいたり、自分で交渉するより成功率も高まることでしょう。
2.転職活動における面倒な工数を任せることができる
転職エージェントは、転職における様々な業務を代行してくれます。
一般的に転職エージェントが行ってくれるサポートがこちらです。
転職エージェントのサポート例
- 適性診断
- 企業のピックアップ
- 提出書類の作成＆添削
- 面接対策 など
在職中の人が転職活動を行うのって意外とハードですよね。
特に第一志望群の企業に関しては、しっかり対策を練ったり、面接の練習をしたり、時間をかけて準備したいはずです。
そんなときに転職エージェントを活用すると面倒な工数を丸投げすることができ、自分は練習や日々の仕事に集中することができます。
3.転職活動のフィードバックを受けることができる
転職活動で書類選考や面接が不合格になることは多々あります。
その際に企業ホームページからの直接応募の場合、なぜ不合格になったのか理由を知ることができず次に生かすことができません。
その点、転職エージェントを利用した場合は面接不合格時にどこが良くなかったのかなどフィードバックを受けることができます。
選考を進めた時にも、どのような点が良かったなど教えてもらうことができるので次の選考にも生かしやすいでしょう。
このように転職エージェントであれば、面接の振り返りや次回面接時の注意点を聞くことができるため、直接応募する場合と比べると対策を講じやすくなります。
多忙な中で転職活動を行っている人や、多数の企業に同時にエントリーを進めている人は転職エージェントを利用するのもおすすめです。
おすすめの転職エージェントサービス
株式会社コンシェルテックが運営する『jobuddy＋(ジョバディ)』は『転職サイト』と『転職エージェント』の良いとこどりができるおすすめのサービスだと思います。
おすすめできるポイントとしては、好きなタイミングで求人検索・応募ができるという『転職サイト』の側面と、おすすめ求人の紹介や面接サポートをキャリアアドバイザーから受けることもできるという『エージェント』の側面の両面を持ったサービスだということ。
「基本的にはエージェントに頼りたい」
「だけど自分で求人を見たり、行動もしたい」
こんな人は通常の転職エージェントよりも『jobuddy＋(ジョバディ)』の方が向いているかもしれませんね。
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まとめ
以上、『転職エージェントよりも企業ホームページから直接応募した方が採用される確率は上がるのか？』でした。
最後にざっくり分けると、
一人で転職活動を進めることに抵抗のない人や転職活動にあてる時間が十分に確保できる人は『企業ホームページからの直接応募』がオススメです。
一方で、転職活動をプロと二人三脚で進めたかったり、日ごろ忙しく転職活動に十分な時間をかけられない人は『転職エージェント経由での応募』が良いでしょう。
どちらの方法にもそれぞれのメリットがあるので、「どっちの方法で応募しようかな」と悩まれていた方は、この記事を参考に自分に合った方法で転職活動を進めてみて下さいね。
また、転職に役立つ記事を他にもまとめているのでこの記事を読んでもらった方におすすめの記事を載せておきます。
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