採用担当の教科書

【もっと採用コストを抑えたい...】営業職の採用単価って相場はいくら?

2023年6月16日

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営業職の採用はできるんだけど、こんなに高いのって普通なのか?

他社や業界と比べて高いんじゃないだろうか?

こんな風なお悩みを持つ採用担当の人も多いのではないでしょうか?

「ネット上に出回っている採用単価はサイトによってバラバラだし参考にしづらい...」

僕が、企業の採用コンサルティングを行う中でこんなことを聞いたこともあります。

なので今回は、僕が実際に関わってきた企業の実例や経験をもとに、『営業職の採用単価』について話していこうと思います。

この記事では、下記のポイントについて解説していきます。

相場の説明だけではなく、『コストを抑えるためにどうするべきなのか?』などの改善策まで話していくので、会社の現状と比べながら読み進めていただければと思います。

この記事の内容

  • 営業職の採用単価の相場
  • 営業職向けのコストを抑えた採用手法

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営業職の採用単価

最初に結論から話すと、営業職の採用単価は相場50万円~100万円程です。

求めるスキルや人物像をどれだけ絞るか次第で単価は変動しますが、『未経験者でもOKかつ学歴不問』であれば上記の範囲内で収まると思います。

未経験者でも、人間的スキルの高い人を採用しようと思うとコストは100万円近くなりますし、スキルは不問で、早急に人員が欲しいということであれば、コストは安く抑えられるでしょう。

なので営業職の採用単価を考える際は、「営業職だからいくら」ではなく、「営業職で〇〇な層を採用するにはいくら」と、もう少し細分化して考える必要があります。

また、上記の採用単価の幅については、採用手法によってコストが変動することが関わってきます。

ここからは、「営業職を採用するにはどんな手法があるのか」について、手法ごとの採用単価相場と合わせて解説していきます。

採用したい営業スタッフ像をもっと詳細にしないといけないんだな...

営業職の採用手法

企業が人材を採用するための手法は様々です。

その中で、営業職と相性が良く、採用成果を出しやすい手法を今回は3つ紹介します

1.リファラル採用

リファラル採用とは、簡単に言うと『紹介や推薦による採用』です。

既存社員や自身が、友人や知り合いでいいなと思った人材を「一緒に働かない?」とスカウトする手法です。

リファラル採用と聞くと、耳なじみがないかもしれませんが、以前は縁故採用と言われていた手法ですね。

一見難しそうな印象を受けたり、「それができてたら苦労しないよ...」と言われそうですが、このリファラル採用を全社でしっかり落とし込んで取り組んでいる企業はまだまだ少ないのが現状です。

ちなみに、ここでの『しっかり落とし込む』とは、リファラル採用を企業の一制度として正式に導入することを指しています。

リファラル採用が仕組みとして浸透し、上手く回るようになれば採用単価は5~10万円程度で抑えられるようになるでしょう。

2.求人媒体

2つ目は求人媒体です。

一番王道な採用手法ですが、その分選択肢も多く、どの媒体を使うべきか正解が分からない人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな人に向けて、営業職の採用にオススメの求人媒体も解説していきますね。

まず第一に、求人媒体で成果を上げるために大切なポイントは、狙った求職者層が沢山いる媒体をきちんと選定できているかです。

仮に未経験スタートOKとした場合、営業職は比較的年齢や性別の締め付けが緩く、幅広い層が採用可能な職種であると思います。

そう仮定すると、営業職における媒体選定で大切な基準は『利用者数の多さ』『媒体としての機能性』です。

その前提を踏まえて、3つの求人媒体をピックアップしました。

1.リクナビNEXT

  • 登録者1000万人超えの大手求人媒体
  • DM機能でスカウト送信も可能
  • 大手求人サイトにしては価格が比較的安価
  • 効果測定やスカウト代行などのサポートが手厚い

2.エン転職

  • 登録者1000万人超えの大手求人媒体
  • 全プラン一律の記事サイズ
  • 35歳以下の若手会員比率が高い
  • スカウト・オファー機能も完備

3.Wantedly(ウォンテッドリー)

  • 利用者数は330万人
  • スカウト返信率が高い
  • 20代~30代の若手が中心に利用している
  • ベンチャーマインド、意識の高い層が多い

媒体が多すぎて「どれが本当に合っている媒体なのか分からない」という人は、まずは上記の中から選んでみることをおススメします。

もし、投下できるコスト的に難しいようであれば、インディードや求人ボックスなどの求人検索エンジンから始めるのも1つの手ですね。

インディードの無料掲載で応募獲得するためポイントはこちらの記事でまとめています◎

求人媒体は一般的には『掲載課金』です。

まとまった予算をかけ、応募が来ても来なくても費用が発生する料金形態が主流です。(一部、成果報酬型の求人サイトもありますが...)

30万円のコストをかけて、3名採用できるときもあれば、0名のときもあります。

そのリスクとリターンの大きさをきちんと考慮した上で、掲載する必要がありますね。

僕の体感では、大手求人媒体に4週間掲載すると一般的なプランで30~50万円の掲載費用。

そこから基本的には採用は0~1名。

2名の採用が出れば大成功といったところなので、求人媒体での採用単価は70~30万円程度になるのではないでしょうか。

3.人材紹介

最後の手法は人材紹介です。

営業職だとメジャーな採用手法だと思いますが、やはり成果報酬なだけあって高いですよね。

実際、年収の20~35%程が採用単価の相場と言われており、そこがハードルで、人材紹介を諦めているケースも多いのではないでしょうか。

実は最近、紹介単価が100万円を切るお値打ちな紹介会社も増えてきているんです。

というのも、そもそも紹介料がこれだけ高いのは、紹介会社が求職者を獲得するために多大な広告予算をかけていて、その費用を回収するために高額な紹介料が設定されている。という背景があります。

しかし最近では、SNSなどの発信を通して集客力をつけている企業も多く、コストをかけずに高い広告効果を発揮する企業も増えてきました。

そのような広告コストをかけずに求職者の獲得ができている人材紹介会社は、相場より割安な金額で紹介を行っているケースがあるのです。

以前、大手の紹介会社やネットの情報で得た紹介料相場で人材紹介の利用を断念した人は、一度SNSなどから人材紹介会社を探してみるといいかもしれません。

なので、人材紹介での採用単価は以前と比べて幅が広がっており、60~120万円程度になっています。

求人媒体や人材紹介って思ってたイメージと違ったかも...!

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まとめ

以上、営業職の採用単価相場を、コストダウン施策と合わせて解説しました。

「紹介してもらう」「求人媒体を使う」「人材紹介を使う」など、一見シンプルで誰でも思いつくアクションですが、目新しい発見もあったのではないでしょうか。

営業職は競合も多く、どの求人媒体でも掲載数が1番多い職種です。

オススメの採用手法は今日話した通りですが、それと同時に企業としての魅力付けも行っていかないと、同業他社に埋もれてしまいやすい業種でもあります。

僕が企業の採用コンサルティングをする中で、1つ学んだことがあるのですが、採用を活性化させるためには、対外的な魅力をつけると同時に、内側にも目を向けて、組織としての基盤を築いていくことが大切です。

初歩的な内容ですが、この記事を読んでくださった、採用に困っている企業のちょっとした手助けになれば幸いです。

また、企業の採用課題解決に向けた記事を他にも投稿していますので、この記事を読んでくださっている方にオススメのものをいくつか載せておくので、よかったら覗いてみてくださいね。

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なお、採用方針や採用コストでお悩みの方は『当サイトの問い合わせフォーム』や『TwitterのDM等』でも受け付けているので、お気軽にご相談下さいね。

この記事を書いたのは...

アジ

  • 1996年生まれ 愛知県在住
  • アパレル店員→採用コンサルタントへ転職
  • 2022年7月 採用コンサルタントとして独立
  • 転職希望者の相談実績:100名以上
  • 企業の採用サポート実績:30社以上

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