採用担当の教科書

【採用代行のメリット・デメリットを解説】採用や人事業務を外部に業務委託するのはアリ?

2024年1月14日

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ここ最近、『人事代行』『採用代行』などの採用関係の業務を社外に任せる企業が増えています。

任せる相手は採用代行事業を行っている企業の場合もあれば、人事や採用経験のあるフリーランスに任せる場合も。

ですが「採用周りという企業にとって大切な部分を外部に任せて良いのか」と考える企業も多いことでしょう。

今回は、実際に採用コンサルタントとして企業の採用業務を外部委託でサポートしている僕が『採用代行のメリットとデメリット』について話していきたいと思います。

自己紹介

アジ

  • 1996年生まれ 愛知県在住
  • アパレル店員→採用コンサルタントへ転職
  • 2022年7月 採用コンサルタントとして独立
  • 転職希望者の相談実績:100名以上
  • 企業の採用サポート実績:30社以上

今回の記事で話す内容は以下の通りです。

良かったら最後まで読んでいって下さいね。

この記事の内容

  • 採用代行とは
  • 採用代行のメリット
  • 採用代行のデメリット

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採用代行とは

実は採用代行と一口に言っても細分化された様々な『代行業者』があります。

主に以下のような採用に関わる業務を代行してくれるのですが、この内1つを代行してくれる業者もあれば、複数を代行してくれる業者もあります。

代行を依頼できる業務例

  • 採用戦略の設計
  • 採用フローの設計
  • 採用手法の立案
  • 採用媒体の運用
  • 求人原稿の作成
  • スカウトの作成&送付
  • 書類選考
  • 面接 など

僕が企業から依頼を受けているのは主に『書類選考・面接以外』ですね。

採用代行と聞いてイメージしやすいのも、採用戦略の設計や採用媒体の運用代行だと思います。

採用におけるボトルネックがどこなのかを把握した上で、そこだけピンポイントで外注するのもオススメです◎

採用代行のメリット

まずは採用代行を利用するメリットから話していきましょう。

大前提として、僕は採用コンサルタントという立場上、採用代行の利用は賛成派です。

その理由を3つお話しします。

1.専門知識のあるプロに任せられる

当然ですが採用代行を行っているRPO事業会社や、個人で人事代行を行っているフリーランスは採用関係における専門的な知見を持っています。

採用関係の知見というのは通常の人事業務ではなかなか培うことが難しく、求人広告の裏側や仕組みに対する知識、運用歴の長さが成果に直結します。

また、この知見というのは、複数社での経験や事例をもとに比較検討して初めて精度が高まるものでもあるので、歴だけでなくそもそも1社の採用経験では培うこと自体が難しい部分もあります。

その点、採用代行業者は様々な業種、企業の実績やデータが蓄積されているため、社内の人事よりも精度の高い採用活動を行うことができるでしょう。

2.工数、リソースを削減できる

人事という役職を専属で設けている企業はそう多くありません。

バックオフィス業務をしながら、営業をしながら採用業務も兼務しているという企業も多いのではないでしょうか?

知見もなく兼務で時間もない状態の採用活動と、専門の知見を持つ外部のスタッフがフルコミットしてくれる採用活動なら成果が出るのは後者です。

また、兼務することで「本来の業務に集中できない」という弊害が出ているケースも多々あります。

採用代行に委託することで本来の業務に集中することができ、本来の業務の効率化、成果が上がるという効果も期待できます。

3.採用コストを下げられる

外部に委託するということは社内で完結させるよりも当然費用がかさみます。

ですが、採用活動が好転すれば委託費用を回収して余りあるコストカットが叶えられる可能性も十分にあるでしょう。

なぜなら、採用活動には多大な掛け捨てコストや削減可能なコストが発生している可能性が極めて高いからです。

求人媒体の掲載費用、人材紹介の紹介料など...

実際に僕が採用コンサルタントとして参画させていただくと、ほぼ確実に「これは勿体ないな...」と感じることが多々あります。

知見0の企業であれば、ちょっとしたノウハウや知見があるだけで月数十万円のコスト削減ができたり、採用単価を一気に下げることができたりもします。

そうすれば採用代行への委託費用を回収した上で、更に十分プラスになるのではないでしょうか?

採用代行のデメリット

僕は基本的に採用代行の利用は賛成派なのですが、正直デメリットもあります。

ここからはそのデメリットについても3点話していきたいと思います。

これから話すデメリットと先ほど話したメリットをそれぞれ比較検討した上で『採用代行の導入がベストなのか』を考えていただければと思います。

1.成果がでない可能性もある

採用代行というのは成果が確約されているものではありません。

料金形態も完全成果報酬というサービスは少なく、基本的には月額の定額が多いでしょう。

しかも最近では急激に採用代行業者や個人事業主が増えており、中にはスキルが未熟なものも...

採用代行業者のスキルや実績は、契約前にはなかなか図りづらいものです。

契約前には口コミや評判を確認すること、実績がまだない業者であれば初月だけでも成果報酬形態定価価格のトライアルを提案してみましょう。

実績のない業者であれば、目先の報酬よりも実績を積むことが大切です。

本当に成果を出す自信やクライアントファーストの姿勢があるのであれば柔軟に対応してもらえるはずです。

2.社内の採用力が育たない

採用活動を外部へ委託するというのは、魚を代わりに釣ってもらうようなものです。

本人が釣れるようになるわけではないので、自主的に学ぶ姿勢を持たなければいつまでも代行業者がいなければ回らない状態になってしまいます。

勿論、中には最初から内製化をゴールとしてサポートしてくれる代行業者(というよりコンサルティングに近いかも?)もありますが、それは稀でしょう。

最初から「採用はプロに任せる!」と割り切るのであれば何も問題はありませんが、「今手が回らないから一旦外注しよう...」というスタンスであれば油断するとズルズルと期間が伸びてしますこともしばしば。

内製化をゴールにするのか、割り切ってプロに完全に外注するのか、代行業者に依頼するときにはそのゴールを決めておくことが大切です。

3.(面接代行の場合)詳細な質問に回答できないことがある

採用代行の中には面接を代行してくれるものもあるのですが、採用代行はあくまで外部の人間なので、社内の仕組みや業務内容について求職者に質問されると答えられないというケースがあります。

これは、採用代行業者の力量不足というよりは「不確かなことをその場で話して後々大きなクレームにならないように」というリスク回避のためです。

ですが、求職者にとっては質問に対して欲しい回答が得られず不信感や不安を抱く可能性もあります。

なので、僕としては面接は社内の人間で行う、もしくは委託するなら徹底したQ&Aリストを用意するのどちらかをオススメします。

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まとめ

以上、【採用代行のメリット・デメリットを解説】採用や人事業務を外部に業務委託するのはアリ?でした。

フリーランスという働き方が一般的にも広まり始めた現代。

企業もフリーランスと接したり、業務委託を依頼するハードルも下がってきていることでしょう。

またそれと同時に、転職や副業が一般化してきたことで採用活動が活性化&複雑化している現状もあります。

そうした状況で、採用の専門的な知識・知見というのは身に着けたり手に入れておいて損はない能力です。

勿論、社内でそういった力をつけた人材が活躍するのがベストですが、そう都合良くいないのも事実。

ここまでこの記事をよんでいただきメリットとデメリットをきちんと天秤にかけた上で、価値があると感じたら一度試してみるのはいかがでしょうか。

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