現代の採用手法でメジャーなものを3つ挙げると『求人媒体』『リファラル採用』そして『人材紹介(エージェントの利用)』でしょう。
その中で『人材紹介』を避けている企業も多いのではないでしょうか?
恐らくその理由としては金額がネックになっているケースが多いでしょう。
確かに他の採用手法と比べると高いかもしれませんが、優れたエージェント会社選びができればそれ以上に効率よく採用活動を進めることができます。
また、人材紹介会社はここ最近でかなり増えているので「どの紹介会社がいいのか分からない」「今使っている紹介会社があまり信用できない...」という人(企業)も一定数いると思います。
そんな人に向けて、今回は『優れた人材紹介会社の選び方・見極め方』について話していきたいと思います。
また、『そもそも人材紹介(エージェント)がどういうものなのか』という記事も以前書いているので、まだ人材紹介がどういうものか分からないという人は良かったらこちらも読んでいただけると嬉しいです。
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【怪しい...?ヤバい...?】最近流行中の『人材紹介』とは何なのかを徹底解説!
2024/8/15 人材紹介
または「求人に応募したら紹介会社だった! ...
今回の記事で話す内容は以下の通りです。
良かったら最後まで読んでいって下さいね。
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有名・大きな紹介会社の方がいい?
『優秀な紹介会社かどうか』というのは紹介会社の大きさは関係ありません。
更に詳しく言うと、有名・大きな紹介会社と、ベンチャー・小規模な紹介会社それぞれメリットデメリットがあり、自社の状況や求めるものとマッチするものを選ぶことが大切です。
見極めポイントを話す前にまずは大枠の紹介会社選びとして、紹介会社の規模によるメリットデメリットから話していきたいと思います。
有名・大きな紹介会社のメリット・デメリット
大手の紹介会社はテレビCMをはじめとする広告をバンバン打っており、それによって抱えている人材の数が圧倒的なメリットです。
人材だけでなく取引をしている企業数も多いため、日々多くの紹介を通して蓄積された実績やノウハウをもとに高い精度の紹介を期待できるでしょう。
また、大手の紹介会社は紹介のフローや契約までの流れがスムーズに最適化されており、ストレスなくやり取りができます。
仕組化されているというのは一見当然のように感じるかもしれませんが、立ち上げたての紹介会社は案外この辺がルーズなところも多いです。
実際、『紹介会社を利用しているものの対応の雑さやルーズさに不満を持っている』という声はよく聞きます。
大手の紹介会社は基本的に相場かそれ以上の紹介料であることがほとんどです。
なぜなら、求職者の獲得に多額の広告費用が掛かっているから。
また、大手の企業になればなるほど仕組化が徹底されサポートは手厚かったとしても、機転がきいたり、柔軟な対応はしてもらえないことも多かったりします。
ベンチャー・小規模な紹介会社のメリット・デメリット
小規模な紹介会社の最大のメリットは柔軟性です。
大手と比べると抱える人材も取引先も少ないかもしれませんが、中小企業ならではの手厚さや柔軟性が期待できます。
また、最近の紹介会社は求職者の獲得スキームをある程度完成させた上で紹介事業をスタートさせているケースもあります。
その場合、大手企業のような多額の広告費が掛かっていないため、紹介料も比較的安価に設定されていることが多いですね。
小規模な紹介会社のデメリットは小規模だからこそ起こり得るものが多いですね。
やはり大手に比べると属人性が高い部分もあるので、やりとりや紹介の精度にばらつきが出やすかったりします。
特に立ち上げして間もない紹介会社は、エージェントスタッフが育っておらず紹介の精度が低いこともしばしば...
小規模な紹介会社は大手と比べると、大当たりもあるし大外れもある印象です。
優れた紹介会社の見極め方
ここからが今日の本題です。
優れた紹介会社の見分け方、ポイントについて話していきたいと思います。
1.求職者からの評判が良いか
人材紹介(エージェント)というのは、求職者に対してエージェント会社のスタッフが面談ややり取りを行った上で企業へ紹介をしています。
中には売り上げを最優先にして求職者の希望に沿わない企業を紹介するところも...
そんな経緯で入社したとしても長く働き続けたり、モチベーション高く働くのは難しいですよね。
優れた人材紹介会社というのは必ず求職者を大切にします。
Googleの口コミなど、求職者からの評判の悪い紹介会社は避けた方が安全でしょう。
2.返戻金規定が細かく設定されている
人材紹介の紹介料には基本的に返戻金(へんれいきん)規定が設定されています。
返戻金規定とは、早期退職が発生した際に紹介手数料の一部を返金する規定のことを言います。
求職者都合での早期退職時に設定されていることが多く、『1ヶ月以内の退職で紹介料の80%を返金』『1ヶ月以上3ヶ月以内の退職で50%を返金』のように期間の長さに応じて割合も下がっていく形になっています。
正社員の紹介の場合、2~3段階ほどの返戻金規定を設けていることが多く、その規定が詳細なほど企業に対して真摯に向き合っている証拠だと僕は思っています。
3.人材紹介がメイン事業であること
人材紹介会社がここ最近で増えてきている理由は、『参入のしやすさ』『高い利益率』『転職というホットな市場』の3点が揃っているからです。
そのため、他の事業を行っていた企業が新たに人材紹介事業を立ち上げることも増えています。
中には「儲かりそう」という理由で安易に参入し、大したサポート体制やフォローも無しに丸投げのような紹介をするケースもあります。
紹介会社選びの際には、『人材領域にどれだけ注力しているか』『事業として理念や方向性がしっかりしているか』を重視するのがオススメです◎
4.紹介料が安い
結局、紹介料が高ければなかなか利用する気にはなりづらいですよね。
紹介料の相場は一般的に想定年収の25~35%程度なので、例えば年収350万円の人を紹介料30%の紹介会社から採用すると、紹介料は105万円になります。
僕が紹介会社を選ぶときは、大手を選ばないなら上記の紹介料以下の紹介会社に頼みます。
なぜなら、紹介料が安価=広告費を掛けずに求職者の獲得ができている=求人広告に頼ってない=求職者獲得が安定していると推測できるからです。
紹介会社目線で考えてもらうと分かりやすいですが、紹介料70万円のA社と50万円のB社があったらA社に優先的に紹介したくなりますよね。
勿論、求職者の希望に沿った企業を紹介するのが紹介会社ですが、結局はビジネスです。
売上を上げるために紹介会社も利益を考えます。
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まとめ
以上、【採用コンサルが教える】優れた人材紹介会社の見極めポイント4選!でした。
人材紹介の事業者数は現在3万社にものぼると言われています。
そして、労働人口も減少し満足な採用活動ができない企業も増えてきています。
採用手法も多様化する中で、人材紹介というのは手間もかからずとても便利なサービスです。
ですが、事業者が増えすぎたためにどの業者を頼ればよいのか分からなくなったり、適切な活用方法が分からず敬遠している企業が多いのも事実。
採用活動を好転させるには、採用にまつわる知識を身に付けた上で適切な採用手法で運用をすることが大切です。
そのためにも、人材紹介に対してもメリットやデメリット、企業選びの方法を理解した上で利用を検討したり、効果を最大化できると良いですよね。
また、このサイトでは、この記事以外にも効率的に採用活動を進めるポイントや、採用課題解決のサポートになる記事を投稿しているので、よかったら覗いてみて下さいね。
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